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自粛生活から発見!新たな自分を見つけて自信がついたこと3選

若狭 遥

私が暮らすシンガポールでも、コロナに関わる様々な生活規制が少しずつ緩和され始めてきました。自粛生活も長く続き、始めは息苦しく感じたことも段々と慣れてきた、という人も多いのではないでしょうか。慣れてきたと言うと、だらけてきた、出不精になった等ネガティブな面もありますが、今回は自粛生活の中で気が付いたポジティブな面、そしてこれからの自信につながったことを紹介したいと思います。

自粛生活の中で、自分の新しい面を発見した人も多いのでは?


私が暮らすシンガポールでは、サーキットブレーカーという生活やビジネスの規制期間を経て、段階的に緩和策が執られています。しかしながら、まだ緩和に対して全体的に慎重な雰囲気もあり、自宅勤務の推奨、外出を控える動きはすっかり定着しています。


私自身も、約3ヶ月続く自粛生活で、すっかり生活スタイルが変わってしまいました。その中で自分の新たな面に気が付き、それは今後の人生において前向きに作用するのではないかと思っています。


今回は、私が新たな自分を見つけて自信がついたことを紹介したいと思います。きっと、読んでくださる皆様にとっても、うんうんと頷く要素があると思います。


外出好きがお家大好きに。どんな状況でも楽しめる自分を発見。

この自粛生活が始まる前の私は、外出が大好きでした。1日に1度は外の空気を吸わないとなんとなくその日の気分が重くなる程で、丸一日を家で過ごす生活とは無縁だったのです。


しかしいざ自粛生活に入ると、始めの方こそなんとなく落ち込む時期もあったものの、家の中で出来ることにだんだんと興味が湧き、気が付けば家で過ごすことも全く苦にはならなくなったのです。


「今日はお風呂場を徹底的に掃除しよう!」「今日は美味しいラテを作ってカフェ気分!」と、決して無理のない範囲で、毎日を楽しく過ごす工夫をしたことが功を奏したのかもしれません。


自分には絶対に向かないと思っていたことが覆った瞬間、どんな状況でも楽しむことができる自分の存在に気づくことが出来ました。


例えばきっと、電波がない世界、電気がない世界でも、多少苦しみながら自分はどうにか楽しく過ごしていけるのだと思います。そう思うと、この先自分がどこへ行ってどんな環境に置かれようが、なんとかやっていける気がして、小さな自信となりました。


後回しにしていたことに挑戦。やればできる!が次の挑戦への勇気に。

時間が無いから、を言い訳にして後回しにしてしまうことは、日常生活でもよく起こりますよね。しかし、今回の外出規制により、通勤をはじめとする移動の時間が無くなったことで、以前よりも時間を捻出できるようになった人も多いと思います。


私も、この度の不意に出来た時間を何かに活用しようと、今まであまり真剣に取り組んで来なかった料理に挑戦しました。


食材や調味料を使い切るには継続性が必要であり、その継続こそ苦手で手を付けられずにいたのですが、今は嫌でも自宅で食事をする時間がある。それも毎日3食もチャンスがある。継続出来なくても、料理の経験値が増えればそれだけで十分!と自分へのハードルを低くして、新しく料理の習慣を取り入れてみたのです。


気が付けば1ヶ月、2か月が過ぎ、すっかり自炊が定着。「あれ?私もやれば出来るんだ!」と、驚きと共にハードルを超えることが出来た満足感があります。ここ十数年ずっと後回しにしてきたことも、いざ挑戦してみると実現可能になる、というちょっとした成功体験となりました。


これを体験すると、次の挑戦もきっとクリアできるはず、と信じることが出来ます。今回のこの小さな成功が、これからの生活や仕事において、やればできる!と信じる勇気になると感じました。



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