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元CAの育児論!離乳食を食べてくれない、自分の時間を持ちたいをCA流に解決

riko

離乳食を思うように食べてくれない、自分の時間を持ちたい、部屋が散らかっている、やるべきことが終わらない……そんな育児・家事をするなかでの悩みをCA流に解決!キャビンアテンダントとして働くなかで培った能力を、家庭というフィールドで活かしている筆者が、問題解決の一例をご紹介いたします。

家事・育児の悩みをCA流に解決!

CAの仕事と家事・育児など家庭での仕事。一見全く違うフィールドのようですが、実はCAとして身につけたことが役立っている場面も多いのです。


ここでは、CAの仕事に欠かせない「洞察力」「タイムマネジメント」「動線」の3つの要素を活かし、家事・育児でありがちな悩みを解決する一例をご紹介いたします。




1.なんで離乳食を食べてくれないの?

頑張って作った離乳食を思うように食べてくれないと、がっかりしてしまいますよね。しっかり栄養を摂れてないのではと心配にもなってしまいます。実は、私も離乳食について悩んでいた1人でした。


そんな時に役立ったのが「洞察力」。日々、刻々と変わっていく子供の心境を捉えるには、洞察が重要です。


例えば、ある日は大人と同じようにお箸を持ちたかったり、とある日は大人と同じようにお皿に盛り付けてほしかったり、食べる順番が気に入らなかったり、大人と同じ目線の高さで食べたかったり……


その時々で子供が何を欲しがっているのかをじっくり洞察してやりたいことを満たすことで、少しずつ離乳食を食べるようになり、今では人一倍よく食べる子供に成長しました。


CAとして乗務していた際、手荷物を足元に置かないお客様がいらっしゃっいました。


そのお客様の表情や手荷物の大きさなど通路を通る度に観察していると、その手荷物が遺骨であることに気づきました。


少々大きめのサイズではありましたが、他のクルーに情報共有をした上で、膝の上に置いていただくことにしました。後日その方から感謝のお手紙をいただいたことがとても印象深く残っています。


人をよく見ること、考えて接することで分かることは日常生活でも当てはまると思います。このように洞察する癖がついたことが今の私の育児にも役立っているのは確かです。


なぜと思ったらよく子供を観察する!これが私の鉄則です。




2.時間がない!自分の時間を持ちたい!

育児や家事に追われていると、必ず出てくるのが「時間がない!」「自分の時間を持ちたい!」という思い。


育児や家事を自分の考える水準でこなしつつ、自分の時間やスキルアップといった「+α」の時間をどう作るか。そこで役立つのが「タイムマネジメント」です。


CAは限られたフライトタイム内で、やるべきこと(保安業務とサービス業務)のほかにお客様に喜んでもらえる「+α」を提供することが大切な仕事です。そのためにはやるべきことを頭の中でしっかり整理し、無駄なく効率よく行うことが鍵になります。


それを家庭に活かし、私は「寝る前に明日やることの順番とタイミングを整理する」ということを毎日実践しています。


事前に整理しておくだけで、無駄なく動くことができ、日々の充実度が変わってきます。


時間が足りない!あれもこれもしたい!と思うの育児中のママさんたちにオススメです。


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