傘マナー、あなたは大丈夫?意外とできていない人が多い傘の扱いの基本3つ
無意識に扱ってしまいがちな傘ですが、その扱いは意外にも周囲から見られています。梅雨を前に今一度見直したい傘マナーの基本3つと、傘に対するホスピタリティについて、ホスピタリティ講師の藤田恵梨がご紹介します。
意外とできていない人が多い「傘マナー」
傘を持ち歩くことの多いこれからの季節。
想像以上に周囲から見られているのが、傘の扱い方です。
知らず知らずのうちに周囲に迷惑をかけてしまったり、印象ダウンしてしまたりしていませんか。
街中でも傘の扱いで周囲に迷惑をかけてしまっているシーンを見かけることが少なくありません。
ここでは、もう一度見直したい傘マナーの基本3つと、傘に対するホスピタリティを、元CAでホスピタリティ講師として活動する藤田恵梨がご紹介します。
1. 傘を持って歩く時のマナー
皆さんは傘閉じた状態で街中を歩く時、前を歩いている人の傘先が当りそうになった経験はありませんか?
傘を持っている方は、普段通り歩いているのかもしれませんが、周りの方の様子は見えているでしょうか。
場合によっては、傘の先につまずいてしまう人がいたり、後ろの人に怪我をさせてしまう可能性があります。
傘を持ち歩く際は、しっかりとボタンを止め、自分の体に沿って縦向きに持ち歩く様にしましょう。
意外と多くの方が周りの方に注意して、縦向きに持ち歩いている方が多いですよ。
2. 傘のしまう時のマナー
傘を閉じて建物の中に入る際、パタパタと水切りをしますよね。
その際に、周りの方にしぶきが飛んでしまっていませんか?
わかっていても、ついつい大きく水切りしてしまうという方もいらっしるかと思います。
まずは、周りを見渡して、客観的に自分の状況を把握することが心の余裕にも繋がりますよ。
3. 傘をさす時のマナー
これからの時期、雨傘だけでなく、日傘をさす機会も増えてきます。
傘をさして横断歩道を渡る時、細い道を通る時、周囲の方に危険を感じさせない配慮が必要です。
江戸しぐさに「肩傾げ」という仕草がある様に、人とすれ違うときは、自分から傘を傾けたり、ぶつからない位置に自ら調整したり、感謝はされずとも小さな気遣いも日常生活でのホスピタリティです。