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残暑が涼しくなる!?CAの世界中のステイ先ホテルでの恐怖体験

藤原 絵里

国際線CAは、世界中のホテルにステイします。CAの間で「あそこは出るよね」なんて噂になるホテルがいくつかありました。今回はその中でわたしが経験したことをお話します。

怪談話大好き

毎日蒸し暑い日が続きますね。

そんな時は身の毛もよだつ怪談話で少し涼しくなるのはいかがですか?

CAも長距離フライトでは、お互いの怖い体験を話すのが大好きです。

また、CAにはなぜか霊感が強い人が多いのも不思議なところ。

以前、「涼感たっぷり機内で起こったちょっぴり怖い話」では、機内でのエピソードをご紹介いたしましたが、今回はわたしが勤めていた会社で、CAの噂話に何度も出てきたステイ先の怖いお話しをご紹介したいと思います。




開かないクローゼット

「3階の廊下のつきあたりに、いるはずのない親子が見えた!」 「お部屋に知らない女性が立っていた!」など、あるステイ先のホテルには数々の怖い話がありました。

ステイ先ではいつでもゲストを呼べるよう、出来るだけリラックス出来るよう、ダブル以上のお部屋が用意されていました。

なので中には、「今日は一緒のお部屋に泊まろう~」なんて言うCAも。


わたしは色々感じてしまうほうではあるものの、あまり気にしないので、その日も一人お部屋へ。

入ってすぐのクローゼットに制服を掛けようと思ったのですが、クローゼットがどうしても開きませんでした。

「立て付けが悪いのかな?制服、皴になっちゃうかな~」と思いながらも、疲れていたので、隣のベッドに制服を置いて就寝。

翌朝、何故かクローゼットが全開でした。

あんなに開かなかったのに!?

もちろん、理由は不明です。




閉めても閉めても開くカーテン

そのお部屋は、入った瞬間から、何となく嫌な感じのするお部屋でした。

しかし、疲れていたので、急いでカーテンを閉めて就寝。

朝、ものすごく眩しくて目が覚めると、何故かカーテンが全開でした。

閉めて、二度寝。

目覚ましで予定通り起きたのですが、やっぱりカーテンが開いていました。

ステイ中の2泊、何度閉めても、目が覚めるとカーテンが開いている状態でした。

言うまでもなく、かなり怖かったです。


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