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え、これが空港!?一度は行ってみたい世界のおもしろ空港3選

Chisa

飛行機で旅行するときに必ず利用する空港。利便性が良く、清潔感あり、日本の文化を象徴するような羽田空港はいつも世界空港ランキングの上位に入っていますね。そのような日本の空港のイメージとはかけ離れた珍しい空港も世界にはあります。今回は旅好き外資系CAが選ぶ、一度は行ってみたいとっておきのおもしろ空港3選を紹介します。

世界には面白い空港が!

飛行機で旅をするときに必ず利用する空港。世界各国の旅行者が行き来し、利便性や衛生面での向上を各国競い合う世界空港ランキングなどが毎年発表されますね。

私はキャビンアテンダントという仕事柄、そしてプライベートでも旅行が趣味なので、いろいろな国の空港を利用したことがあります。

仕事中は、お客様には見えない通路を使用して乗務する飛行機へ乗り込んだりするので空港の裏側も見てきました。世界には日本の空港からは想像できないような変わった空港も存在します。

今回は外資系キャビンアテンダントが選ぶとっておきの世界の珍しい空港を紹介します。




エルニド リオ空港(フィリピン パラワン諸島)

フィリピンの秘境 エルニド(El Nido)にある楽園の入り口のような空港です。

日本からはマニラ経由で、マニラからはエルニド リゾート利用者専用の航空会社が運行する国内線にて約1時間15分のフライトです。1日に数便しか出ていないので旅行の計画を立てるときに気をつけてください。

航空会社はAir Swift航空(旧 ITI航空)です。私が利用したのはITI航空のときでした。

マニラ空港に到着し、エルニド行き専用のターミナルに移動します。ターミナルと言ってもオフィスのようなところです。

軽食やドリンクもロビーに用意されているので出発前にゆっくりできます。






なんと搭乗券は木製!


約1時間15分のフライトでエルニド リオ空港へ到着。

私もこのような美しいリゾート路線のキャビンアテンダントになりたいな、と思ってしまいました。






ターミナルに向かうバスです。





そしてこちらが空港ターミナルです。

現地の方たちが楽器で演奏しながら歌を歌って迎えてくれます。

日本の空港のイメージからはかけ離れていますよね。






こちらが空港ラウンジから見える景色です。

ちなみに、エルニド空港から出発時にXレイの検査の機械がありません。係員が荷物を一つ一つ開けて検査します。

危険物があるかを検査するのはもちろんですが、サンゴなど自然の物をお土産として持ち帰ろうとする観光客が多いようです。環境破壊になるので、美しい思い出は心の中に収め持ち帰りましょう。

エルニドはフィリピンの秘境と言われており、サンゴ礁の青い海と笑顔いっぱいの現地の人に出会うことができます。

帰りのタクシー(トゥクトゥク)の運転手さんが片言の英語で「この空港は拡張工事が行われていて、今現在はプロペラ機しか到着できない大きさだけど、これからはジェット機が到着できるようになるよ。」と話をしてくださいました。

ジェット機が到着できることは観光経済の発展にはいいかもしれませんが、"秘境"ではなくなってしまうかもしれませんね。


ぜひ、近い将来訪れてみてください。

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