わずか2時間半でいけるヨーロッパ!JAL・ANA新規就航路線「ウラジオストク」の魅力を紹介 (2/2ページ)
この春、JALとANAで日本からの直行便が就航するロシアのウラジオストク。これまであまり話題にのぼることがなかったウラジオストクですが、実は日本から一番近いヨーロッパ!気になる観光スポット、グルメ、お土産、渡航の注意点などを含め、元CAがウラジオストクの旅をレポートいたします。
ウラジオストクの食事は?
ロシア料理と言えば、ボルシチ?ピロシキ?と知っている料理が極端に少なかったのですが、やはり現地に足を運ぶと、色々な名物料理を知ることが出来ます。
私が特に気に入ったのは、ペリメニという、具を皮で包んで茹で上げた、ロシア風水餃子です。
お散歩の途中に立ち寄ったペリメニ専門店の「ローシキプーシキ」というお店は、とても可愛らしい内装で、街中から行きやすい場所にあるのでおすすめです。ペリメニは小腹が空いたときのおやつにもなりますし、数種類を食べ比べつつ、しっかり食べたい時の主食にもなりますよ。
また、ニシンの酢漬けと赤いビーツのサラダも、お酒のおつまみにとても合うのでおすすめです。
スタローヴァヤというロシアの食堂形式のお店が各所にありますが、トレイを持ってカウンターに並び、ほしいおかずを指差しで選ぶことが出来るので、言葉がわからなくても大丈夫です。食べてみたい食材に気軽に挑戦できるのが良いですね。
海に近い街ならではのシーフード料理のお店も沢山見かけたので、ウラジオストクでの食の楽しみはまだまだ深める価値がありそうです。
ローシキプーシキ (英語表記/ロシア語表記 Lozhki-Ploshki / Ложки-плошки)
住所:Владивосток, Светланская, 7
電話番号:+7 423 260-57-37
ウラジオストクのお土産は?
ロシア土産の代名詞とも言えるマトリョーシカ!大型のお土産屋さんでは、驚くほど大きいものから、触れるのが怖いくらい小さくて繊細なものまで、種類豊富なマトリョーシカを扱っています。
もちろん、置物のマトリョーシカだけでなく、マトリョーシカデザインのグッズも沢山あるので、可愛いもの発掘につい没頭してしまいます。
スーパーに行くと、思わずアリョンカチョコレートも手に取ってしまいます。以前、友人からお土産に貰ったことがあったので、発見すると思わず声をあげてしまいました。色々な種類があり、ミニサイズもあったので、ばら撒き土産には強い味方です。
沿海地方名物のシーフードも気になるところ。スモークサーモンのパッケージや、イクラの瓶詰もありました。保冷して持ち帰る手間はかかりますが、ロシアの味を自宅でも味わいたいものですね。
ビザと温度差には注意!
注意点は、ビザに関わること。ウラジオストク空港で出入国する場合、ビザの簡易取得が認められています。ウラジオストク以外の都市にも渡る場合は条件が変わってきますので、随時確認が必要です。
また地域柄、万全な衣類の準備も必要です。私が訪れたのは9月下旬でしたが、昼夜の気温差が激しく、温度調整ができる衣類をしっかり準備すべきでした。昼間はぽかぽかしていて汗ばむくらいに対し、夜は凍えそうでした。
ましてや冬は極寒の地となるようですので、そんな寒さを楽しむための準備も必要ですね。
次の旅におすすめ!極東の街、ウラジオストク
こうして旅を振り返ると、ウラジオストクの紹介したいポイントが実はまだまだ沢山あります。
私が訪れた当時は直行便が少なかった為、時間帯を考慮して経由便で向かいました。それがなんと直行便の選択肢が増えるわけですから、また行きたい!と思ってしまいます。
JALは2月28日より運航開始していて、ANAは3月16日より運航開始です。
2020年、一気に身近になるウラジオストクを、次の旅先として考えてみるのはいかがでしょうか。