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上の棚はお客様皆のもの!知っておきたい飛行機の手荷物収納マナー

kico

飛行機搭乗時、上の棚がいっぱいで荷物がしまえない!どこにしまえばいいか分からない!ということありますよね。上の棚はお客様皆様のもの。皆様が気持ちよく使えるために知っておいていただきたい手荷物収納マナーについてお話します。

手荷物収納にもマナーあり

CAのボーディング時の一番のお仕事と言えば、お客様の手荷物収納。

離陸時に上の棚が開いて手荷物が落下!ということがないように、一つ一つの棚の収納状況、棚の締まり具合、すべてを確認しています。

お客様にとっても、短いボーディング時間でたくさんの手荷物をしまうのは大変な作業ですよね。

最後の方に搭乗すると、上の棚にスペースがもうなかったり、他のお客様の荷物が広げられていて使うに使えなかったり、収納に困ったというご経験をされた方は多いのではないでしょうか。

上の棚は、お客様全員のもの。

自分の真上の棚以外にしまってはいけないということもありません。

ボーディングがスムーズに進んで、定時運航を行う上でも、お客様同士で上の棚を譲り合って上手に収納していただくことはとても大切。

今回は、お客様同士でもぜひ知っていただいてほしい手荷物収納マナーについてお話いたします。




キャリーケースは縦向き収納が基本

以前、「スマートに使いこなすには?キャリーケース利用時のマナー」という記事でもお話しましたが、小さいキャリーケースを機内に持ち込む方はたくさんいらっしゃるかと思います。

そのキャリーケースの収納時は、ぜひ縦向きに収納するようにしましょう。

キャリーケースのタイヤ側が上の棚の奥に向くように収納します。

横向きに収納してしまうと、隣に入っている荷物にタイヤが接触してしまい、他のお客様のお手荷物が汚れてしまってトラブルの元になる場合が多々あります。

もし横向きに収納する場合は、タイヤは必ず上の棚の端に来るようにこちらも注意したほうがいいですね。




お手土産はなるべくまとめて

北海道や沖縄の路線は、お手土産の持ち込みがとても多いのが特徴。

おいしいお菓子がたくさん買える地域なので、空港でも最後にたくさんお手土産を買いたくなってしまいますよね。

そんなお手土産は、なるべくボーディング前に一つにまとめてから上の棚に収納するようにしましょう。

小さい袋がバラバラ上の棚に散らばっていると、後から来た方が収納しづらくなってしまいます。



また、お手土産は忘れ物になりやすく、取り間違えも多く発生します。

買ったはずのものがない!お手土産の袋を一つだけ上の棚に置いてきてしまった!ということがないように、なるべくまとめておくとご自身の為にもなります。

せっかくの旅の思い出のお手土産なので、忘れ物にしないためにも気を付けましょう。




上着はお手荷物の上に収納

冬に多いのが、コート収納に困っている方。

コートを上の棚にしまおうとしたら、同じようにたくさんのコートが広げられていて収納できずに困るというケースがよくあります。

コートは、なるべく自分の手荷物の上に重ねるように置いて、上の棚のスペースを占領してしまわないようにしましょう。

ただし、上の棚を開けた時に荷物が滑り出てくるのは大変危険です。

コートのポケットにはスマートフォンなど入れっぱなしの方もいらっしゃいます。

そのコートが落ちてきて他のお客様の頭に落ちてしまったら危ないですよね。

もちろん、安全が優先ですが、上手なしまい方は知っておくと便利です。


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