海外での通信費お得にしたい!レンタルWiFiとSIMカードどっちが良い!? (2/2ページ)
海外旅行の際もストレスなく使いたい携帯電話。ただし、海外での通信費用って高いですよね。海外用のWi-Fiをレンタルしていくのか、現地でSIMカードを購入するのか、どちらがお得に海外を楽しめるのか解説いたします。
プリペイドSIMカードとは
以前は携帯の通信会社は大手キャリアに限られていましたが、今は格安SIM会社も含めて好きに選べる時代。
筆者もSIMフリーのiPhoneに格安SIMを入れて利用しています。
このようにSIMフリーのスマホを持っている方は、海外渡航先でその国のSIMカードを購入して、自分のスマホに入れて使うことができます。
短期間の滞在である旅行者用に用意されているのが、プリペイドSIMカードです。
費用は渡航先によってもそれぞれですが、筆者の感覚では海外Wi-Fiレンタルの3分の1~4分の1くらいです。
渡航先の空港の到着ロビーに通信会社のお店があるので、そこでSIMカードを購入すると、店員さんがSIMカードの入れ替えや設定までほとんどやってくれますよ。
開通後は、電話やデータ通信が日本にいる時と同じように使えるのでとても便利です。
プリペイドSIMカードのデメリット
そもそもSIMフリーのスマートフォンをお持ちでないと、SIMカードは使えません。
例えば、もう使っていないけどSIMフリー機種をお持ちであれば、最新機種をお持ちである必要はないです。
デメリットの1つは、日本での電話番号が使えなくなることです。
渡航先の国のSIMカードを入れてしまうので、電話番号も一時的に渡航先の国番号で個別の電話番号が付与されます。
日本からお仕事の電話などがかかってくるという方は、その旅行中は普段の電話番号は使えないので注意が必要です。
ちなみに、データ通信だけのプリペイドSIMカードもあり、筆者はそちらを選んでいます。
今はLINE電話やSkypeなどデータ通信さえできれば音声通話ができるサービスが整っているので、特に海外で電話をする必要がないからです。
もう1つ大きなデメリットは、SIMカードを手に入れるまでは通信環境がないこと。
渡航先の到着空港でフリーWiFiに繋げれば安心ですが、空港にSIMカードショップがなく市内まで行かなくてはいけない場合など、その間はオンラインマップを見れなかったり、インターネットを使えなかったりと、不便を感じるかもしれませんね。
また、日本に帰国した際は、自分でSIMカードの入れ替え、そして日本のSIMカードのアクティベーションまで行わなくてはなりません。
やり方が分からない場合、調べようと思っても海外のSIMカードのままでは4Gに繋げないので、どこかWi-Fi環境が整っている場所でないと調べることができません。
ただし、一度やってしまえばSIMカードのアクティベーションはそんなに難しくないので、帰国後の1ステップではありますがそこまで面倒ではありません。
Wi-FiレンタルとSIMカードどっちが良い!?
まず、費用だけで考えると、断然お得なのは、渡航先のプリペイドSIMカードを利用することです。
先日ハワイに7泊9日で旅行に行ったのですが、その際はAT&T社のプリペイドSIMカードを利用しました。
9日間、日本にいる時と同じようにスマホを使えて、金額は25ドル!
Wi-Fiレンタルだと、プランにもよりますが1日1,300円程度なので、9日間のレンタルの場合、約12,000円です。
プリペイドSIMカードにすることで、海外の通信費は約4分の1に抑えることができました。
また、海外はホテルやカフェもWi-Fi環境が整っているので、パソコンはそちらでWiFiに繋ぐことができて不便を感じることもありませんでした。
個人的には、せっかくSIMフリーのスマホを持っているなら、海外渡航の際はプリペイドSIMカードを利用するのがお得で節約にもつながると思います。
通信環境も多様に選べる時代
国際線CAとしての乗務をスタートした頃はまだスマホもなく、国際線のフライトに出かけたら数日間音信不通と言うことが当たり前でした。
今は、海外での通信環境も選べる時代。滞在期間や利用するガジェット、費用面や使いやすさなどを考慮し、自分に合った通信環境を選んで海外での通信費用も賢く節約したいですね。
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