失恋から本質的に立ち直るための思考法・行動法
失恋して辛くて苦しくてたまらない、何も手につかない。そんなあなたに失恋の痛手から立ち直るためのプロセスを二回に分けてご紹介します。後編の今回は失恋から本質的に立ち直るための具体的な行動法や思考法を、私自身の失恋経験も含めお伝えします。
本質的に失恋から立ち直るために
辛い失恋から立ち直る方法~初期段階編~では、失恋直後はまずとにかく離れてみることについてお話しました。
今回はさらにそこから立ち直る方法をお伝えします。
応急処置ではなく本質的に立ち直るための考え方や具体的な方法をご紹介していきます。
私自身の失恋経験も書いてます。ぜひご覧ください。
とにかく悲しみに浸る
一人静かにどん底までへこむ期間を持ってください。
泣けば泣くほど悪いものが落とされます。
友達や家族に吐き出したり、悲しい歌を聴いて、泣きながら日記を書くのもよいです。
とにかく悲しみに浸って、こもって、泣き暮らす。その期間は個人差があります。
お付き合いしてきた期間や気持ちの入れ具合によっても違うので、決して周りと比べないようにしてください。
1週間の人もいれば1年の人もいるかもしれません。
焦ってまだ傷口がヒリヒリしているのに外に出てしまっては余計辛くなってしまいます。
自分の心の声としっかり対峙して気持ちが落ち着くタイミングを見計らいましょう。
しっかりと沈んだらあとは自然と上がっていくものですよ。
1日1つ新しいことを始める
彼と一緒のときにはしてこなかったことを毎日1つずつ始めてみましょう。
大きな事じゃなくていいのです。
私が実際にしたことは本当に些細な事。
気になっていた小説を1冊読み切る、
詩を書いてみる、
いちご大福を作ってみる、
家族に料理をふるまってみる、
口紅を変えてみる、
洋服を新しいものを買ってみる、
分け目を変えてみる、
書道をしてみる、
ネイルを真っ赤にしてみる、
美術館に行ってみる、
ピアスを作ってみる、
一人カラオケをしてみる、
塗り絵をしてみる、
花を活けてみる。
どれもとても小さなことです。
大人になるにつれて初めて体験することってどんどん少なくなっていくけれど、探してみれば意外とありますよ。
1日1つ新しいことを始めてみることで、「彼なしの自分」が強くなっていく気になるのです。
失恋の最大の苦しみは、時間的な喪失感なんですよね。
いつも一緒にいた週末、休日、イベント等がより気持ちを悲しくさせます。
そんな、心にぽっかりあいた穴を、自分で埋めるのです!
友達とだらだらと飲み歩くことで穴をふさごうとするのはやめましょう。
それは穴をふさいでいるのではなく、ただ時間をつぶしているだけです。
心の穴は本質的に自分でしか埋められません。
自分の力で立ち上がること、自分の力で心の穴を埋めていくことで、人は強くなるのです。