【コロナに負けない!現役CAポジティブチャレンジvol.1】マルチなスキルアップに挑戦するCA
新型コロナウィルスの影響でフライトがなくお給料が激減、フライトに行けば感染リスクと隣り合わせと、厳しい状況にあるCA。そんな中でも、自分を見つめ直したり、スキルアップに励むなど、前向きに動いている現役CAのポジティブチャレンジをリレー形式でご紹介していきます。 第1回目はこのコロナ恐慌を期に、自分の可能性を広げるためのチャレンジをしているayapanさんが登場!
コロナに負けない!現役CAのポジティブチャレンジ
新型コロナウィルスによる外出自粛や渡航制限で、減便・運休が続く航空業界。
CA(客室乗務員・キャビンアテンダント)は、フライトがなくお給料が激減、自宅スタンバイ続きでいつどこにフライトになるか分からず気が休まらない、フライトに行けば感染リスクと隣り合わせ、など厳しい状況にあります。
そんな中、CAメディアではZOOMで現役CAのオンライン情報交換会を開催。
そこで見えてきたのは、現状を嘆いてばかりいないで、前を見て行動を起こしている強いCAのポジティブな面。
コロナをきっかけに自分を見つめ直したり、この状況だからこそできることに取り組む現役CAのポジティブチャレンジをリレー形式でご紹介していきます。
第1回目はこのコロナ恐慌を期に、自分の可能性を広げるためのチャレンジをしているayapanさんが登場!
マルチなスキルアップへの挑戦
日系航空会社はまだまだ副業が認められていない会社が多いですが、外資系航空会社では副業が認められているところも多く、CAとして働きながら自分で仕事をしている人も少なくありません。
もともと外資系航空会社で客室乗務員として働いていた私は、そのような柔軟な働き方に興味がありました。
そして今回の新型コロナウィルスをきっかけに、CAの仕事内容にとどまらないマルチなスキルを身に付けたいという想いがより強くなりました。
今はフライトはほとんどない状況ですが、そのような時間を利用して、以下の4つのポジティブチャレンジをしています。
1. コンテスト出場で視野を広げる
自分の可能性を試したい、という想いで飛び込んだのが、Beauty Japan Tokyo(ビューティージャパン東京)のコンテスト。ビューティージャパン東京は、「社会で活躍できる女性」を発掘・育成することを目的としているコンテストで、CAメディア交流会で知り合ったCAメディアメンバーの辻紗彩さんが去年出場されていたのをきっかけに興味を持ちました。
様々な分野で活躍されている社会貢献意識の高い女性が多く出場されているようだったので、私もその中に飛び込むことで、自分の中で何か変わるかなという想いで応募し、今は東京大会のファイナリストに残っています。
新型コロナウィルスによる外出自粛のため、ファイナル大会は5月1日(金)にYouTubeでのライブ配信での参加になってしまいましたが、このコンテストを通して航空業界だけでなく、メディアや美容、エンターテイメントやスポーツなど様々な分野で活躍しているファイナリストの方々、スタッフに出会い、自分の価値観や視野を広がり、刺激を受けています。
2. 英語力を活かして英会話講師に
もともと、外資系航空会社での勤務経験もあり英語力を活かしていきたいという想いがあったのですが、ビューティージャパンのファイナリストの方の紹介で、Beyondersという英会話教室の講師にチャレンジすることになりました。
通常はサロンでの対面レッスンですが、今はオンラインレッスンに切り替えています。
机上の勉強ばかりでは英語はなかなか上達しません。知識をインプットをしたら、単語だけの会話でも良いので、実際に話してアウトプットをしないと始まらないと思っているので、時間がたっぷりある今こそ英語力アップのチャンスと考え、短期集中の3ヶ月で成果を上げるレッスンを行っています。
3. CAを目指す新卒・既卒の方々への指導
「CAになる!」と大口叩いて田舎を飛び出してきた私。家も厳しく出戻りできないという思いで必死に得たスキルと経験を活かして、今はオンラインでCA志望者にアドバイスを行っています。
CA受験の指導に興味を持ったきっかけは、以前の航空会社の同僚でCAメディアメンバーでもあるcozeさんの紹介。
自分の経験やスキルをお伝えすることで喜んでもらえることがとても嬉しく、もっと深めていきたいという想いになりました。
外資系航空会社、日系航空会社の両方を経験してきたので、それぞれのメリットデメリットや適性などをお伝えできることを強みに、CAを目指す学生さんや既卒でCA受験をする社会人の方、また外国人の生徒さんにも指導を行っています。
今はまさにJALの新卒採用試験中。CA受験生の間では新型コロナウィルスの影響で採用が減るのではと不安視する声もありますが、私自身リーマンショックで日系航空会社の採用がなかった年に新卒でCA受験をしたので、「何でいま?」という気持ちはよく分かります。
不安な気持ちに寄り添いながらも、今の時間を有効に使い指導していきたいと思っています。