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シンガポールから提案!苦しいコロナ外出自粛をポジティブに乗り切るヒント

若狭 遥

今だ終息が見えない新型コロナウィルス。相次いで中止が決まるイベント、長く続く自宅勤務、外出自粛など、慣れない状況についつい気持ちが滅入ってしまいますよね。皆さんはどのように気持ちを切り替えていますか?シンガポールで外出自粛生活を送る筆者が、今だからこその充実したおうち時間を過ごすためのヒントをご紹介いたします。

出かけられない状況をみんなどう乗り切っているの?

今だ終息が見えない新型コロナウィルス。


私が住むシンガポールでは、4月7日から4週間、ほとんどの職場や学校が封鎖、レストランでの外食の禁止、不要不急の外出の自粛を要請するサーキットブレーカーという措置が始まりました。


人と会うことが難しいこの状況だと、どんどん気持ちが落ち込んでしまいますよね。そして他の人達はどんな風に過ごしているのだろう?と気になると思います。


今回は、この苦しい状況をポジティブに乗り切るために、シンガポールならではの乗り切り方や、私が「やって良かった!」と思う、充実したおうち時間を過ごすためのアイディアをご紹介したいと思います。



これぞシンガポール!?食の探求で今を乗り切る!

もともとシンガポールの人は、食べることにとても意識が高く、外食文化も盛んです。レストラン等の店舗での飲食が禁止されてしまった今、シンガポール中のお店は、持ち帰りやデリバリー商品の提供に燃えています。


シンガポールに来た当初、調理済みのラーメンを持ち帰り提供しているお店を見てとても驚いた記憶があります。それくらい、シンガポールでは既にテイクアウトサービスが充実していて、この度の事態においても、各お店の切り替え対応は素早いものでした。


なんと今は、ミシュランの星付きレストランのメニューも、持ち帰りが出来ます。


あまり自宅で料理をしない家庭が、少しずつ自炊を始めている動きもあるようです。同僚の男性が「先週家族と料理する為に、今まで買ったことない食材を買ってみたから、料理が楽しみなんだ!」と語っていたことが印象的でした。


このように、シンガポールでは外出自粛をしながらも、食への探求心を失わず、むしろ楽しんでいる様子が伺えます。



家も情報もとことん整理整頓!やりたかったことを見つけて乗り切る

家を見渡してみると、やろうと思っていたけど、手が付けられていなかったこと、ありませんか?


私はつい後回しにしてしまいがちな、お風呂場の床や壁、トイレの便器や床、細かい隙間まで徹底的にお掃除をしました。効果的なお掃除方法をインターネットで調べて実践し、綺麗になっていくことを実感するのは、意外にも楽しい時間でした。


今まであまり使っていなかったヨガマットを床に転がし、携帯を眺めたい時はその上で軽いストレッチをしながら、という動きも取り入れるようにしています。


携帯に撮りためていた写真を整理して、アルバムにまとめることも始めました。写真を見ていると、その時に食べた美味しいものを思い出したり、当時を思い出して旅をしている気分になり、気持ちが晴れやかになります。


このように周りを見渡してみると、実はやりたかったことが沢山あることに気が付きます。ひとつひとつこなしていった事をリスト化すると、振り返った頃に達成感が湧きそうですよね。


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