「るるぶご当地タニタごはん」出版記念。丸の内タニタ食堂でごはんコンテスト入賞メニューが期間限定で提供

2023.03.06

郷土料理を健康的な視点でアレンジするレシピコンテスト「ご当地タニタごはんコンテストで入賞したメニューのレシピ紹介をメインに、ご当地グルメ誕生物語や現地の観光・グルメ情報をプラス。「旅と食と健康」をテーマとした新しいタイプのレシピ本が3月6日に出版。この出版を記念して丸の内タニタ食堂でコンテスト入賞メニューが期間限定で登場。いち早くメニューを体験してきました。

タニタとJTB、JTBパブリッシングのコラボで日本の郷土料理をリ・クリエイトし継承するレシピ本が発売

2012年に東京・丸の内でオープンしたタニタ食堂。毎日のヘルシーメニュー、体組成計の計測、健康情報を発信していくスペースとして丸の内のOLを中心にオープン以来、多くの人が利用しています。このタニタ食堂は、健康にまつわるプロダクトやサービスを提供するタニタが運営しています。そのタニタが主体となっている実行委員会が、日本の食文化の継承や地域活性化などを目的として 2018 年より主催しているアレンジレシピコンテスト「ご当地タニタごはんコンテスト－ヘルシー郷土料理で健康まちおこし－」というイベントを毎年開催しています。

このイベントでは、日本全国に点在する郷土料理にフォーカスし、地域の伝統的な調理法や調味料を生かしつつ「タニタが考える健康的な食事の目安」に則ってアレンジしたレシピを募集し、審査・表彰しています。健康という新たな視点から郷土料理の新たな魅力や可能性を創造し、次世代に継承することを目指しています。

この郷土料理を健康的な視点でアレンジするレシピコンテスト「ご当地タニタごはんコンテスト」で入賞したメニューのレシピ紹介をメインに、ご当地グルメ誕生物語や現地の観光・グルメ情報をプラス。旅と食と健康をテーマとした新しいタイプのレシピ本「るるぶご当地タニタごはん」(1,320円)が３月6日（月）に販売されます。

「ご当地タニタごはんコンテスト」過去受賞アレンジ郷土料理が丸の内タニタ食堂にて期間限定で提供

丸の内タニタ食堂では「るるぶご当地タニタごはん」の発売を記念して過去5 回開催した本コンテストで入賞したレシピからセレクトした５つの特別メニューが土日を除き３月６日（月）から17日（金）まで、日替わり期間限定で提供されます。

提供メニュー

辛子明太子焼うどん等　福岡県

提供日：3月6日・７日

価格：1,150円（税込）

うまみ成分が豊富な昆布茶をだしに、たっぷりの野菜と味のアクセントに辛子明太子を加えた焼うどん。こんにゃくと長芋、干し柿などを和えた副菜や柚子と抹茶の梅ヶ枝餅風のデザートを添えました。

591㎉・塩分3.37ｇ・野菜量263ｇ

瀬戸内パエリア等　兵庫県

提供日：3月8日・9日

価格：1,150円(税込)

タコ飯をパエリア風にアレンジ。酒粕をクリームソースに混ぜまろやかに仕上げたグラタンとおでん風のサラダを添えました。

792㎉・塩分2.51ｇ・野菜量254ｇ

なぃすなワンプレートランチ（丹後寿司サンド）　京都府

提供日：3月10日・13日

価格：1,150円（税込）

丹後寿司をサバ缶を使ってサンドイッチにアレンジ。揚げとちりめんじゃこのサラダやいとこ汁風スープなそを添えました。

756㎉・塩分3.49ｇ・野菜量271ｇ

ぶっかけ深川めし等　東京都

提供日：3月14日・15日

価格：1,150円（税込）

炊きこむ際にアサリの出汁を生かしつつ、ニンジンやレンコン、ネギを加えて野菜摂取量を増やした深川めし。鶏モモ肉のみそピー炒めやべったら漬け玉子焼き副菜に加え、彩をよくしました。

640㎉・塩分3.27ｇ・野菜量151ｇ

京のハイカラ味めぐり　京都府

提供日：3月16日・17日

価格：1,150円（税込）

小豆を炊き込んだごはんを一口サイズに丸めて揚げた「あずスップリ」をメインに、茄子のはさみ南蛮焼き田楽などを副菜として添えました。酒粕を使ったポタージュスープも食欲をそそります。

771㎉・塩分3.25ｇ・野菜量233ｇ

以上、５種のメニューが味わうことができます。

そして、そのなかで筆者がいただいたのは、ぶっかけ深川めし。あさりの出汁がしっかりしみ込んだ炊き込みご飯はまさに絶品。極めつけはお好みで写真のようにだし汁を注いで味変を楽しめるのもうれしいです。

郷土料理の素晴らしさを語る料理研究家・浜内千波さん

郷土料理とは、その地域に根付いた産物を使い、その地域独自の調理方法で作られ、地域で広く伝承されている地域固有の料理です。「コロナ禍で、海外になかなか行けない状況が続き、日本国内や近場の旅が増えたことで、日本の良さが再認識され郷土料理の良さも再認識されるようになりました」と料理研究家の浜内さんは言う。また、昔ながらの郷土料理のレシピを活かしつつ、今回のようにアレンジを加えたご当地グルメとして時代に合わせて伝えていくことも大切なことと筆者も感じました。