東京下町の味を堪能!江戸っ子に愛されてきた深川めしの名店3店をご紹介 | キャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア - CA Media

3000人以上のCAネットワークから情報を発信!
日本初のキャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア

東京下町の味を堪能!江戸っ子に愛されてきた深川めしの名店3店をご紹介

藤原 絵里

江戸時代から代々引き継がれ、日本の郷土料理百選にも選ばれた深川めし。江戸時代の下町の雰囲気が残るエリアでいただける深川めしの名店をご紹介します。

深川めしとは

農林水産省郷土料理百選のひとつにも選ばれている深川めし。

江戸時代に生まれ、日本五大銘飯でもあります。

深川めしには主に2種類あります。






まずは、ねぎとあさりを味噌でさっと煮立て、汁ごとごはんにかけたもの。

深川と呼ばれる今の地域では、たくさん獲れるかきやあさりがその土地の名物でした。


漁師さんが、栄養たっぷりで、忙しい合間にも手早く、美味しく作れるとして、日常食としてよく食べられていたそう。






もう一つは、あさりの炊き込みごはん。

こちらは、大工さんなどの職人さんがお弁当にして持ち運べるように、と生まれたと言われています。

どちらも、新鮮なあさりの風味や味わいを存分に生かしたお料理です。

今回はそんな深川めしの名店を、3店舗ご紹介します。




名店その1:深川宿


深川江戸資料館の目の前にある、老舗のお店。

店内は明るく、大きな窓もあり、陽の光がたっぷり入ります。

お座敷のお席もあるので、小さなお子さま連れも安心です。

炉端焼きの大きなテーブルも味わいがあります。

おすすめは、二つのタイプの深川めしが両方楽しめるセット 。

味噌のお色が濃いめですが、食べてみるとちょうど良い、あさりの風味を生かすお味がします。

飲み込んですぐに二口めを口に入れたくなる不思議な感覚です。



反対に炊き込みごはんは、お色が薄めですが、お出汁がしっかり利いています。

お米を一粒一粒感じられる硬めの炊き具合がちょうど良く、しっかり噛んで味わいたい一品です。





深川宿
住所:東京都江東区三好1-6-7
電話番号:03-3642-7878
営業時間:11:30-17:00
定休日:月曜日
URL:http://www.fukagawajuku.com/




名店その2:門前茶屋


JR両国駅から徒歩1分、両国駅西口両国江戸NOREN内の「門前茶屋 成る口」でいただけるのは、「深川あさり蒸籠めし」。

「炊き込み」ではなく、日本料理の伝統的な技法「炊き合わせ」を駆使し、せいろで蒸しあげたここでしかいただけない一品です。

「炊き合わせ」とは、具材ひとつひとつに適した味付けや火入れで仕上げる技法です。


あさり、ネギ、油揚げ、ごはんをそれぞれ調理してから合わせて蒸しているので、それぞれのお味がしっかりしていて、どの具もふっくらジューシーに仕上がっています。

あさりがこんなに柔らかくてジューシーなのは、この調理法のおかげなのですね。

最初は青のりの量の多さに驚きますが、とても香りの良い青のりで、食欲をそそります。

あさりの風味をまったく消さないどころか、青のりの磯の香りのおかげであさりの旨味がさらに強く感じられます。

おすすめは季節の美味しいものとのセット。

新鮮な三陸のお刺身わかめのさらだや、ブリのお刺身、モツの煮込みなどの小鉢のセットは何度行っても種類が違って、楽しめます。

純米酒も常時約40種類取り揃えているので、併せて楽しめます。




門前茶屋 成る口 両国江戸NOREN店
住所:東京都墨田区横綱1-3-20
電話:03-5809-7052
営業時間:月-金 11:00-15:00 17:00-22:30
     土日祝 11:00-15:30 17:00-22:00
定休日:不定休
URL:https://narukuchi.owst.jp/


次のページ:まだまだあります!深川めしの名店!

SCROLL