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外見は物言わぬメッセージ!グローバル時代に絶対必要な印象管理術

阿部円香

日本では「人は見た目ではない、中身が大事」とよく言われますが、外見から伝わるメッセージは大きく、欧米の人々は自分の価値を外見からも伝えようとします。最初に与えた印象はその後の評価にも繋がります。グローバル時代には必要なスキル・印象管理術についてお話します。

見た目は人間関係の入り口

「人は見た目で判断されている」と言われると反発したくなるかもしれません。しかし私たちは他人がどういう人であるかを外見から推測します。

もし他人と良好な関係を築きたいと考えるなら、判断材料の重要な要素である外見にも気を配り、印象管理をした方が良いでしょう。

ここで言う印象管理とは、対人関係において自分が相手に与えている印象を客観的に知り、自分が与えたい印象を「装い」「振る舞い」「コミュニケーション」から作り上げることを言います。

また、外見とは生まれ持った容姿のことではなく、装いや振る舞いによって自由自在に変えることができるものです。

イメージコンサルタントとして印象管理についての重要性をお伝えしていきます。




アメリカで感じた印象管理の大切さ

ワシントンD.C.に住んでいたとき、子供の幼稚園で出会う親は、政府関係者、国際機関で働く人、弁護士が多くいました。

送迎時には、いつ会っても体にあったスーツを着こなし、品格を感じさせる洗練された装いでした。

それはアメリカ人だけでなく、フランスやトルコなど世界中から集まる人にも共通しており、仕事の立場上、あえて自分のスタイルを作り上げていると言うのです。


日本人は自分をどう魅せるか演出すること、印象管理についてまだまだ積極的ではありません。

欧米人に比べると年齢より幼く見られがちであったり、競争が激化するグローバル時代に不利になることもあるのではないでしょうか。

私自身、20歳くらいに見えると言われ、嬉しさを通り越して返す言葉を失ったことがあります。幼く見えるということは、周りからもそのように扱われてしまうのです。


こうして私はアメリカで出会う人々から「見た目や振る舞いが大きな武器にも大きな不利にもなる」ことを学び、イメージコンサルタントをはじめました。




勝敗を左右したイメージコンサルタントの戦略

イメージコンサルタントがアメリカで注目されるようになったきっかけは、初めてテレビ討論会が行われた1960年代ニクソンとJ・F・ケネディによる大統領選と言われています。

現役副大統領でベテランだったニクソンが、政治家としての経験が浅く若くて劣勢と言われていたケネディに敗れましたが、勝敗を決めた一つの要因にケネディのイメージ戦略がありました。

選挙戦の疲れなどで体調が万全ではなかったニクソンですが、いつも通りの姿でテレビ討論会に臨み、抑揚のある堂々とした話し方で説得力あるスピーチを行いました。ラジオで討論会を聞いていた人たちは、ニクソンの勝利を確信したそうです。



対するケネディはと言うと、髪型や服装選びにメイクアップ、振る舞いについてもテレビ映りを意識した徹底的な戦略でテレビ討論会に臨んだのです。

若すぎると言われていたケネディは、印象管理によって「希望に満ち溢れた若き指導者」というイメージをテレビを見ている国民に与えることに成功し、勝利を収めたのです。


このときケネディを支えていたのはイメージコンサルタントの存在であり、これを機にアメリカの政治家やエグゼクティブたちはイメージコンサルタントにアドバイスを求めるようになったと言われています。


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