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パーフェクトに見えて実は…!?CAのマル秘失敗談

kico

日々、見られている意識を持ち、パーフェクトに見られることの多いCA。しかし、いつもいつでも完璧な人はいません。CAも失敗するし、失敗したら落ち込みます。「CAって親しみやすい存在だったのね。」と思ってもらえるような、ちょっと笑える失敗談をお見せしちゃいます。

CAだって失敗します!

見た目も完璧で、姿勢も美しく、言葉の機転もバッチリ。

よく言われるCAの印象です。


もちろん、プロのCAとして乗務している以上、この印象があって当たり前なのですが、CAにも失敗したり、落ち込んだりすることもあります。


近寄りがたいかも・・・と思われがちなCAですが、今回は、CAが親しみやすい存在になる!ちょっと笑える失敗談(もちろん筆者のです)をご紹介いたします。



地雷を踏んでしまった・・・

CAは、フライトごとにアロケーションチャートというものが配布され、その日一緒に乗務するメンバーの名前を確認します。

ある日、アロケーションチャート上に見慣れないお名前がありました。

ところが、ショーアップ時間に現れた先輩は、何度かご一緒した方!


「お名前が変わっている~!ご結婚されたのね!」と思い、「○○さん、ご結婚おめでとうございます!」と申し上げたところ、とっても気まずそうに「あぁ・・・そっちじゃないから」と言われてしまいました。


そう、その先輩のお名前が変わった理由は、ご結婚ではなく離婚だったのでした。


CAの場合、パスポート所持もあるため、結婚しても旧姓のまま働くことはなく、新姓に変更します。

逆も然りで、離婚などの理由で苗字が変わる時は、また変更の手続きが必要となります。


当時入社1年目のひよっこだった私は、お名前が変わる=ご結婚と、恥ずかしながらとっても単純思考でした。

笑って許してくれた先輩の度量の大きさに感激すると同時に、デリケートな部分に踏み込んではいけないと反省した出来事でした。



夜!?朝!?勝てない睡魔と時差との戦い



ロサンゼルスやサンフランシスコ、バンクーバーなど、西海岸へフライトする時に多いのが、成田空港を夕方出発するスケジュールです。


お客様は夜のお食事を召し上がった後は機内でお休みになりますが、CAは休憩時間を除いて日本時間で夜から真夜中にかけて働くことになります。


約8~9時間のフライトを終えて西海岸に到着する頃には、西海岸は午前中。

サンサンと太陽が輝く中、CAは眠い目をこすって、ステイホテルに向かいます。


そこからが勝負。

眠いのを我慢して外出すると時差ボケにもなりにくく、夜もぐっすり眠れるのですが、我慢できない時はそのままお昼寝してしまいます。

思ったよりもぐっと寝込んでしまって起きたら、外は真っ暗。


時計を見ると6時。

寝ぼけた頭で時計を見ても、それが夜6時なのか、翌朝の6時なのかが分からずパニックに!


もしかして私、お昼から朝まで寝てしまったの!?グループの皆様とのお食事は!?あと3時間でショーアップ!?と、ぐるぐると不安が頭の中を駆け巡ります。


慌てて携帯電話の時計を見てやっとそれが夜6時なことが分かり安堵していました。


実際、「疲れ果てて翌朝まで寝ちゃいました~」ということもありましたが、同じひやひやとした経験がある方はきっと私だけではないはず! 

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