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【CAから秘書へ】CAのキャリアをフルに活かす道!~CAの転職&セカンドキャリア体験談vol.5~ (2/3ページ)

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セカンドキャリアについて考えた時、多くの業界・会社・職種があり、それぞれの持つスキルや経験をどのように活かし、未来につなげていけばよいのか分からないという悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。ここでは転職をお考えのあなたへ、元CAに聞く「CAの転職&セカンドキャリア体験談」をリレー形式でお伝えして参ります。

CAというキャリアの活かし方

どうせ転職するなら、キャビンアテンダントというキャリアを活かしたい。


また、社会に出てからキャビンアテンダントの世界にしかいなかったので、企業の仕組み、経営の仕組み等、社会のことを何も知らないことに気づきました。


そこで、限りなく経営にも近く、トップの考えを肌で感じながら、会社がどうやって機能しているか一から勉強したいと思い、秘書への転職を決めました。


一般的には、キャビンアテンダントは潰しが効かないと言われています。

それでも、秘書に求められるスキルは、キャビンアテンダントと通じる部分もたくさんあります。


キャビンアテンダントにとっては当たり前に求められる、お客様のことをよく観察して先にご要望に気づく力、細やかな気遣い、美しい立ち居振る舞いや身のこなし。


特に、一部上場企業となると、社長に同行して外部の方とお会いする機会も増えるため、キャビンアテンダントとして自然に身に着けてきたスキルがとても役に立ちます。


意外なところでは、就航地や機材仕様、空港の動線の話など、出張が多い上司だと喜ばれることも!

また、キャビンアテンダントと言えば、食いしん坊でグルメな人がたくさん!そういう情報が会食のお店設定やお客様へのお手土産選びでも生きてきます。



秘書の仕事

秘書に転職し、最初は分からないことだらけでとても苦労しました。


ビジネスメールも使っていなかったので、CCとBCCの違いが分からなかったり、お疲れ様ですとお世話になりますの使い分けができなかったり・・・。


基本的に残業と言う考え方がキャビンアテンダントにはなかったのですが、秘書は社長のスケジュールに左右されるため、なかなか退社できないこともあります。


社長が心地良く仕事をできる環境を整えること、経営陣と社長とのコミュニケーションを円滑に進める潤滑油的な役割、外部の方とのスムーズな調整を常に意識し仕事をするので、オフィスにいる時は常に気を張っています。


多忙な社長のスケジュールを調整し、いろんな人の要望を叶えていく仕事は大変ですが、とてもやりがいがあります。


社長から「この前選んでくれたお店とお手土産すごく良かったよ!」と言ってもらえたり、外部の方から「さすがJALご出身なだけある素敵な秘書の方ですね。」とお褒めいただけることが、とても嬉しく思います。


私の場合は、間違いなくキャビンアテンダントという経歴がプラスに働いており、キャビンアテンダント時代に経験したことが、秘書として生かせているなと実感する毎日です。


また、転職したからこそ、「さすがJALのキャビンアテンダント出身だよね」と言ってもらえるのは、新卒で入社し、育てていただいた会社や上司を思うと、とても誇りに思います。



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