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元中東系CAが解説!CAとして働くために大切な性格・キャラクター4つのポイント

藤原 絵里

どんな人がCAに向いていると思いますか?元中東系CAの経験と採用担当者にこっそり教えてもらった、CAとして働くために大切な性格の4つのポイントをお教えします。

CAに向いている性格ってあるの?

CAといえば、美人で語学堪能、コミュニケーション能力が高いなどのイメージがあるかもしれません。

もちろん、どれも間違いではありません。

けれど、面接で見られているのはもっと重要な部分。

筆者の経験と、筆者の採用を決めた採用担当者に聞いた、CAに向いている性格、決め手をお教えします。




絶対に欠かせない!仕事に対する、命に対する責任感

CAの一番重要な業務は、保安業務。

フライトを安全に始めて、安全に終わること。それが一番大切な業務です。

それを遂行するために大切な性格のひとつが、責任感です。


CAは担当するお客さまが決まっています。

その大切なお客さまの、大切な命を預かっています。

例えば、お客さまの搭乗前には、自分が担当するお客さまの全てのシートの下と座席のポケットを確認して、不審なものがないか、救命胴衣があるかを確認します。

1席も見逃さず、全座席をくまなく確認します。

当然ですが、誰も見ていないからと言って、さぼる人はひとりもいません。

それは、全てお客様の安全を守るという責任感からくるものではないでしょうか。




全世界共通!愛嬌のある女性は人気があります

どんなに美人でも、ツンとした人に話しかけたいと思いますか?

接客のプロのCAに必要なのは、端麗な容姿より、愛嬌です。

受験者にとっては人生をかけた勝負の1日、というほど緊張する日ですが、面接官にとっては、毎週のように世界中で行っている面接のただの1日。

筆者の二次面接のとき、ベルギー人の面接官がパステルピンクの素敵なジャケットを着ていたので、開口一番、「素敵なジャケットですね!」と声を掛けてしまいました。


「ありがとう!昨日買ったばかりなのよ!」と気さくに返してくれて、和やかな面接でした。



数か月後に入社して面接官に会った時、筆者を覚えていてくれて、「待ってたわよ!あの面接の時、3,000人の募集があって、約300人と会ったけど、ジャケットを褒めてくれたのは4人だけだったのよ。」と教えてくれました。



また、筆者は身長・体重測定の時、「重いから量りたくないんです。痩せられなかった……」と言ってインド人の面接官を笑わせてしまいました。

面接官にはそれが印象に残ってようです。


国籍や言葉の壁を越え、気さくにお客さまに話しかけ、愛嬌のある人はとても印象的ですね。


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