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意外と地味かも?規制も多いCAの海外ステイ先での食事情 (2/2ページ)

羽蘭

CAと言えば海外ステイでその土地の美味しい料理を毎回堪能しているイメージ?実はそんなことはありません。意外と規制も多いCAのステイでの食事情をご紹介いたします。

匂いには注意!な食事ルール

航空会社によりますが、お酒を飲むのはフライトの何時間前までという決まりがあります。

その時間を切ってしまうと、飲酒はできません。

食べ物に関してはもちろん自由ですが、CAとして仕事で滞在しているという事を常に頭において食事をするというのは大切な事です。

例えば、「ガーリックシュリンプ」が食べたいと思ったとして、フライト前日のランチタイムなら食べますが、ディナーでは注文しません。

理由は次の日のフライト中に匂いが残ってしまったら困るからです。

CAが仕事中にガーリックの匂いをさせてしまうことは、お客様への不快感に繋がりかねません。

ステーキをオーダーする際も、「ガーリックチップを付けますか?」と聞かれて「イエス」と言いたいところを我慢して「ノー」と答えるのがプロ!




食中毒にも気を付けて

最も大切なのは、食中毒を起こしやすい食材を避けること。

生ガキや海鮮、また場所によりますが、水や氷は避けるというのはCAとして当たり前です。

万が一食中毒を起こしてしまったら、フライトに穴をあけることになってしまいます。

海外にステイしているので、代わりのCAをスタンバイ起用することも難しいですね。

最悪の場合、フライトが自分のためにキャンセルになってしまうことだってあり得るのです。

フライトがキャンセルになってしまったら、お客様には多大なご迷惑をおかけしてしまいます。

プロとして、食事においても自己管理がとても大切と言えます。




常にプロとして行動することが大事

ステイ先は自由行動とはいえ、プロとして行動することが必要なCAの仕事。

そうは言っても買い物やマッサージ、美味しい物には目がありません。

うまくバランスをとって楽しむのがCA流です!




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