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リスクマネジメントしている?CAも経験した海外でのトラブル

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日本とは全く違う環境の海外旅行先。ちょっとした油断や心の緩みが大きなトラブルに繋がることもあります。トラブルとまではいかなくても、日本との事情の違いから事がすんなり運ばないことも。今回は、実際に私や友人ががステイ先や旅行先で体験したトラブルをご紹介いたします。海外旅行に一番欠かせないものは、緊張感です!

日本を離れていざ、異文化の地へ!

海外旅行はどうしても浮足立ってしまうもの。

CAも国際線へのフライト時は現地で1,2日ほど休みが取れるので、現地観光は仕事の楽しみの一つでもあります。

ただ、どんなに海外に慣れているCAでも絶対に持ち続けなくてはいけないのが緊張感。

海外は日本とは違います。

価値観や宗教観も違い、ちょっとしたことが大きなトラブルになりかねません。

また、自分の身の安全は自分でしか守れません。

実際に私や一緒にいた友人が体験した小さなトラブルから大きなトラブルまでをご紹介いたしますので、ぜひ次の海外旅行のご参考になさってみてくださいね。





気を付けて!ひったくりとスリ

残念ながら、ひったくりやスリはいまだにどんな国に行っても日本人が遭遇しやすいトラブルの一つです。

私自身は幸いながら当事者になったことはありませんが、友人や上司があらゆる国で被害に遭っています。


例えば、オランダの首都アムステルダム。

道路脇には自転車専用道路があるほど、自転車通行が盛んな街です。

そんな中、歩道で普通にカバンを持っていた同期が後ろから来た自転車にひったくられてしまいました。

幸いパスポートは無事で業務に影響はなかったのですが、お財布などはすべて被害に。

穏やかで比較的治安のよい国ですが、油断は禁物ですね。


その他にも、香港の電車、ミラノの市街地、パリなど様々な場所での被害を聞いています。

貴重品を持ち歩くときはカバンの持ち方や、貴重品をしまう場所など工夫が必要ですね。





イタリアで要注意!ミサンガ詐欺

ローマやミラノの観光地で日本人が遭遇しやすいのが、ミサンガ詐欺。

実際に、一緒にいた後輩が被害に遭ってしまいました。

「マイフレンド!」と声をかけながらすごくフレンドリーに近づいてきて、ニコニコしながら手にミサンガを巻いてくる人たち。

「私はこのミサンガいらない!勝手に巻かないで」と言っても、巻かれたらもう終わり。

ミサンガに30ユーロなどの支払いを要求してきます。

逃げようとしても他の仲間も表れて、どんどん高額のお金を要求されます。

囲まれると本当に怖いので、その場を収めるにはお金を支払うしかありません。

馴れ馴れしく近づいてくる人がいたら、関わらないのが一番ですよ!


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