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CAは仕事中どんな会話をしているの?フライトの様子を覗き見!

羽蘭

フライト中CA達はどんな会話をしているのでしょうか?お仕事中も休憩中も、ギャレーの中も、どんな会話が繰り広げられているのか少しだけ覗き見しましょう!

CA同士の会話ってどんな感じ?

1フライトに10名ほど乗務しているCAたち。

もちろんフライトはCAにとっては仕事ですが、仕事中の会話や休憩中の会話が全くないわけではありません。

特にお客様がお休みのお時間は、CAにとっても少しだけほっとできる時間。

CAたちはギャレーで会話を楽しんでいるのでしょうか?

フライト中のCAのギャレーの中の様子を少しお伝えします。




休憩時間だって仕事中

フライト前のブリーフィングが始まれば、飛行機に乗る前でもCAたちの仕事はスタートしています。

飛行機に乗ったらまず、飛行機の中の安全設備が揃っているかを点検!

そして、食事やドリンクがきちんと搭載されてお客様の数と合っているか、特別食のリストと搭載が合っているかかなど、お客様搭乗前にも次から次へとやることがあります。

ボーディングが終わって荷物がきちんと収納されているかを確認し、ドアが閉まって安全のビデオが流れたら離陸準備が整います。

離陸後は入国書類の記入のお手伝い、お食事とドリンクサービスが続き、やっと一息つける時間!

順番に食事休憩に入ります。

食事をしている間はお客様に呼ばれても他のCAが対応してくれますが、時には一度に何名ものお客様に対応しなければならないこともあり、その場合は食事を中断してお客様のところへ伺うこともあります。

そう、食事休憩中もCAにとっては100%の休憩時間とは言えないのです。




休憩中も全く会話をしないの?

食事をしながら他のCAと話すことももちろんありますが、食事中でも他のCAに伝達しなければならないことが結構たくさんあります。

例えば、お食事のサービス中にお休みになっていらっしゃったお客様の座席番号は、他のCAに伝える必要があります。

もしそのお客様が目を覚まされたら、お食事を召し上げるか伺ってもらう必要があるからです。

また、入国書類について質問があった場合、私がお答えしていたとしてもチャンスがあったら記入できたかチェックしてほしいと伝えることも。

ギャレーの中にいても、「こちらのジュースはもう使ってしまったのであちらから使ってね」など、業務の話が次から次へとあり、あっという間に時間が経ってしまいます。


レストといって、仮眠ができる休憩に入る前に必要なことを伝達しなければならなりません。

仮眠の間に他の同僚に迷惑をかけるわけにはいかないので、食事休憩の時こそ漏れのないように情報共有することが大切でした。


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