もう時効!?辞めた今だから言える私の最悪フライトエピソード (2/2ページ) | キャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア - CA Media

3000人以上のCAネットワークから情報を発信!
日本初のキャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア

もう時効!?辞めた今だから言える私の最悪フライトエピソード (2/2ページ)

藤原 絵里

数年間のCA生活。楽しいフライトもあれば辛いフライトも多々ありました。辞めた今だからお話出来る、わたしの最悪なフライトの思い出をお話します。

恥ずかしながらのCA間でのトラブルも

BOM(インド・ムンバイ)のフライトの時のお話です。

ビジネスクラスのサービスが終わったので、エコノミークラスのお手伝いに行きました。

必ず言われるのは、

「僕(わたし)、イギリスのパスポート持ってるんだけど、もちろん優遇してくれるんだよね?」とのイギリスなまりの英語での確認。

どんなパスポートを持っていても、お客さまは平等です。



そして、ただでさえ、満席で忙しいフライト。

右側の通路のCAが新人さんだったのでお手伝いをしていたのですが、左側の男性CAのサービススピードがやけに早い。


いくら少し先輩だからと言っても、早すぎるのです。

その上、男性CAが担当している左側の通路のお客さまにお飲みものを頼まれる。

これはおかしいと思い、サービス終了後に、

「飲みものサービスした?あなたの担当のお客さままでこちらに頼んできたの。カートの飲みもの、全然減ってないから分かるわよ。コーヒーと紅茶はきちんとサービスして。」

そう注意したにもかかわらず、トレイを片付けながらコーヒーと紅茶をサービスしなければいけない際も、トレイを片付けるだけでコーヒーと紅茶をサービスしませんでした。

直接言っても仕方がないようなので客室責任者に報告すると、こってり絞られた様子。

その後、エコノミークラス後部に呼び出され、お客さまのいらっしゃる前で、お手洗いに突き飛ばされました!!

見ていたお客さまが止めに入ってくださいましたが、こんなCAのやり取りをお客様にお見せしてしまったことは、CAとしてとても恥ずかしいことですね。




いかがですか?

華やかで優雅だと思われるCAのお仕事。

実はこんな大変なことも沢山あるんです。

笑顔の裏に隠された秘密、ちょっとだけお話しました。

SCROLL