CAの斜め前髪とシニヨンの作り方!ふんわり前髪が絶対崩れないコツを元JALのCAが伝授
前髪ありのCAは、お辞儀しても崩れないことが必須。ここでは、伸ばしかけの前髪でもできるCAのふんわり斜め前髪の作り方と、CAのヘアスタイルの基本であるシニヨンの作り方を、元JALのCAが伝授します。14時間のフライトでも雨でも風でも崩れないスプレーのコツも必見です。
前髪ありのCAは、お辞儀しても崩れないことが必須
航空会社をはじめ、就活や接客業においては、清潔感が何よりも求められます。
CAにとって、サービス中お辞儀をするたびに乱れる髪の毛に触れるということは、衛生面からもNG。
前髪ありのCAは、お辞儀をしても前髪が崩れないことが必須です。
就活の面接では、うなずくたびに目にかかる前髪が気になって集中できないなんてことも。
髪の毛に触れる仕草は、面接官に悪い印象を与えてしまいます。
今回は私がCA時代に学んだ、雨でも風でも崩れないふんわり斜め前髪の作り方と、シュシュやバレッタなどを使わないシンプルで清潔感のあるシニヨンを同時に作る方法をご紹介します。
斜め前髪・シニヨン作りに準備するもの
・ネット(ドラッグストアや100円ショップで手に入る。糸が細いものの方が自然な仕上がりになる)
・ゴム
・コーム
・Uピン(今回は4本使用)
・カーラー(前髪を巻く時に使用)
・ハードスプレー
シニヨンの作り方
1. 髪の毛を耳の高さで結ぶ
まず前髪をカーラーで内巻きに巻きます。
カールがつくまでの間にシニヨンを作ってしまいます。
髪は耳の高さで1本に結びます。
ポニーテールは、位置が高すぎると若々しく見え、低すぎると落ち着いた印象になります。
髪の毛を少し湿らせるとまとめやすいですよ。
2. ゴムの周りに髪を巻いていく
結んだ髪の毛のゴムのあたりを片手で押さえながら、グルグル巻いていきます。
この時のポイントは、巻貝のような段々にならないように、できるだけ頭に沿って浮かないように巻くことです。
3. ネットを被せる
巻いたお団子がゆるまないように片手でしっかり押さえながら、ネットを被せ、中に髪の毛を入れます。
4. ネットのゴムを引っ張り出す
位置がずれたり緩んだりしないように、お団子の上から片手でしっかりと押さえ、もう片方の手でネットに付いているゴムを引っ張ります。
5. ネットのゴムで結ぶ
引き続きしっかり押さえながら、引っ張ったゴムを髪の毛を結ぶ時のように一度ねじって、お団子にかけます。
6. 手で押さえておく
まだお団子がしっかり固定されていないため浮き上がってしまうので、ピンで固定するまで手で押さえておきます。
7. Uピンでお団子の髪をすくう
Uピンでお団子の髪の毛を少しすくい、頭皮に向かって刺します。
すくう量が少なすぎるとしっかり固定されず、多過ぎるとお団子の形が悪くなるので注意!
8. Uピンを差し込み固定する
頭皮にピンの先があたったら、ピンの向きを下向きに返し、頭皮に沿って固定します。
9. バランスよくピンで固定する
同様に、バランスよくいろいろな方向からピンで固定します。
10. 形を整える
しっかり固定されていることを確認して手を離し、合わせ鏡を使って、形を整えます。
横から見た時に、お団子と頭の間に隙間ができて浮いたようになっていないかもチェック。
浮いている場合は、7〜9の要領でお団子をピッタリ密着させると、どの角度から見てもキレイな仕上がりになります。
CAの斜め前髪の作り方
11. カーラーを外す
最初に巻いておいたカーラーを外します。
時間が短かった場合やカールが付きにくい場合は、カーラーを外す前にドライヤーで温めます。
12. コームを使ってキレイに流す。
ふわっとした部分を崩さないように、コームを使ってキレイに流します。
櫛目が通るようにしっかりめにとかすと、後ろ髪と一体化します。
この時点では、まだスプレーで固定しません。
13. 下からスプレーする
眉のあたりの髪を軽く持ち上げ、下からスプレーをして固定します。
14. 前方から後方にスプレーする
もう一度、前髪と後ろ髪をなじませ、前方から後方に向かってスプレーで固定します。
15. コームでとかす
スプレーした部分が固まらないうちに、コームで櫛目をつけながらとかし、なじませます。
前髪が固定できたら、もう一度全体をコームで整え、スプレーで固定して完成!
最後は全体的に多めにスプレーして、しっかり固定しましょう。