機内の温度は何度なの?寒くて乾燥する機内で快適に過ごすコツ (2/2ページ)
機内は肌寒く感じる人が多いようです。機内の温度は何度なのでしょうか?座席によっても違うの?その理由と対策をご紹介します。
日系エアラインより寒い?外資系のエアライン
外資系のエアラインでは、より寒く感じることが多いです。
先日、米国内線を利用した際、飛行時間約2時間のフライトで暖かい場所への移動でしたがダウンコートを持ち込みました。
周りには半袖を着ている外国人がちらほら・・・。
日本人と外国人の体感温度の違いもあり、外資系エアラインの機内はかなり低い温度設定になっています。
寒さと関係ある?機内の湿度
機内の湿度は、飛行中20%〜10%程になると言われています。
温度が24℃の場合、湿度は低くなればなるほど寒く感じます。
湿度が低いと肌からの水分蒸発が増え、その分熱も奪われるからです。
24℃を東京の気温で考えると、5〜6月くらいの気温が想像されますが、梅雨時の湿度の高い24℃と機内の湿度の低い24℃では体感温度は大きく異なるということが分かりますね!
飛行機は、外気温−50℃の中を飛行しますが、機内では快適に過ごせるように気圧を調節する与圧装置と温度を調節するエアコンによって地上に近い環境を作っています。
このエアコンこそが乾燥の元であり、長距離長時間のフライトであればあるほど乾燥します。
平均湿度20〜25%と言われている砂漠と比べてみると、湿度20%以下になる機内がいかに乾燥するかお分かりいただけるのではないでしょうか?
寒さと乾燥対策に使えるアイテム
機内の寒さ対策に私が愛用しているのは、軽くて暖かい薄手のダウンです。
私は、狭い機内でも動きやすい袖のないベストタイプを愛用しています。
コンパクトに収納出来るので、暖かい場所への旅行でも荷物になりませんし、寒い場所ではコートの下に重ね着も出来ます。
これは私の旅の必需品です。
また、乾燥する機内では不快な症状もたくさん出てきますね。
鼻や喉の痛みを軽減するにはマスクの着用がおすすめです。
マスクをすると、マスクの中の湿度は95%程になるそうです。
寒い季節は風邪やインフルエンザも流行る時期なので、飛行機に乗ることが心配な方もいますよね。
インフルエンザウィルスは湿度に弱いので、マスクで鼻や喉を守ることは健康にも効果的です。
いかがでしたか?
人によっても感じ方は様々ですが、機内は寒く乾燥しやすいということを旅行の荷造りの際に思い出してみてくださいね。
皆さまが少しでも機内で快適に過ごせますように。