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元中東系CAがご紹介!インド・ハイデラバードのミステリアスな魅力

藤原 絵里

インドのハイデラバードはイスラム教色が強く残る、インドの中でも異色の地です。なかなか日本からお出かけになったことがある方もいらっしゃらないのでは?今回は、その魅力をたっぷりご紹介します。

インドで4番目に大きな都市知ってる?

インドの中南部の街、ハイデラバード。

日本人にはあまり馴染みが無いと思いますが、インドで4番目に大きな都市です。

足を運んだことがある!と言う方も少ないかもしれません。


今回は、中東系航空会社に勤めていたからこそ行く機会があった筆者が、ハイデラバードの見どころをご紹介致します。




昔はお城だったゴルコンダ砦




このゴルコンダ砦は、昔王様が住んでいた場所です。

外壁が7キロ、階段が600段もある本当に広い場所なので、見学するにも時間のゆとりを持っておくと安心です。


この建物は、500年も前の物だそう。

なんと、完成するのに費やした時間は64年!

親子、孫の代まで3代かかったとのこと。

迫力ある砦は一見の価値がありますよ。




中東様式の建物と風景を楽しめるチャルミナール 



チャルミナールとは屋上にモスクのある門の様な所で、建てられたのは400年前だそう。


一つ気を付けていただきたいのは、女性の一人旅。


私はホテルで運転手さん付きのレンタカーを借りて行ってきたのですが、車から降ろされた後は現地の方の注目を浴びてしまい、少し不安な思いをしました。


私は、銃を所持している警備員を頼りに無事にチャルミナール内に入ることができました。

しかし、日本人が一人で行くのは珍しい場所でもあります。

一人で行かれる方は身の回り品やご自身の安全には十分ご注意くださいね。





チャルミナールの上から眺める景色は本当に素晴らしかったです。

石造りの建物やモスクのたまねぎ屋根が多く、インドというよりもまるで中東のようです。


日本人が珍しいようで、見ず知らずの方々から記念撮影を頼まれることも。

見学を楽しんでいると、おじさんが説明を始めたので感心しながら聞いていて案内までしていただいていると、最後にお金を請求されてしまうというハプニングにも遭遇してしてしまいました。

一人で見学しているだけでは分からない事ばかりだったので良かったのですが、観光客を狙ったよくある手だそうです。

先ほどの身の回り品やご自分の安全に引き続き、このような金銭トラブルもご注意くださいね。


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