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オトナ女子の新常識!お寺めぐりのマナーを身に付けよう (2/2ページ)

藤岡 裕美子

旅の楽しみとして、最近女性にも人気のお寺めぐり。実はお寺でもマナーがあるってご存知ですか?聞いてみたいけれど、誰に聞いていいのかよく分からない、お寺でのマナー。今回は、知っているとより観光が楽しめる、お寺めぐりのマナーのポイントを分かりやすく解説します。


お賽銭はいくらがいいのか、なんて聞けない......!?

気になるけれど、なかなか聞けないお賽銭事情。

きっとそれぞれ個人のなかの“マイ・ルール”のようなものってありませんか?

そこで浄土宗の僧侶の方にお話しを伺ったときに、思い切って聞いてみました!

答えは......『なくてもいいものなんですよ。』とのこと!

どうかな、と迷ってしまうくらいなら、という意味だそうですが、それぞれの“マイ・ルール”でいいとお墨付きをいただきました。


お花をお供えするときって、どちらに向けたらいいの?

お寺めぐりのときにはあまりしないかもしれませんが、仏さまにお花をお供えする場合、お花の向きをどちらに向けたらいいのか、迷ってしまう方は多いようです。

これは、お花は『仏さまを美しく飾る』もの、という考えでのお供え物なので、お花の向きは自分の方向に向けます。

また、仏花は対になっていますので、左右対称になるように飾って下さいね。

そして、明るい色を中心に白、赤、黄、紫、ピンクなどを組み合わせるのがポイント。

基本的にはどのお花でもお供えするのによいのですが、とげのあるバラや香りの強いものは避けた方がよいようです。


背筋がぴんっとなるお寺めぐり

以前、CAメディアでも御朱印帳について取り上げていましたが、背筋がぴんっとなって非日常なお寺をめぐるのが好きな女性が最近増えてきましたよね。


旅の楽しみと感じる人も多いのではないでしょうか。


これからますます訪日外国人の増加も予想されますし、みなさんご自身も外国の方をご案内する機会も増えるかもしれません。

何よりも、知っているとちょっと目線が変わって、お寺巡りをより楽しめますよ。

皆さんもぜひ意識してみてくださいね。




藤岡 裕美子

はじめまして。 藤岡裕美子と申します。 私は剣道に取り組んでいたこともあり、常に日本の歴史や文化に興味を持ってきました。 ただ、幼いころから語学が好きで、CAになることが夢だったので、つい海外に目をむけていましたが、最近では改めてドメスティックな目線が強くなりました。 日本には相手を思いやる文化が根付いていて、そこには常に美学という概念が根底にあります。 (たとえば、剣道の試合では1本取ったあとにガッツポーズをするとその1本が取り消されてしまうルールがあるんですよ!) 特に立ち居振る舞いやしつらえなどは、接客やその空間のことだけととらえられがちではありますが、日本人以上に日本文化が海外の方に評価される中、今やビジネスのみならず、様々なシーンでおもてなしの心が求められ、その心を表現するためのマナーも知らなくては、その心を相手に伝えるのは難しいと思っています。 私は、現在PRという、様々なコミュニケーションツールを用いて、“人に情報を伝える”という仕事をしています。 CAメディアでは、二十四節気など生活に根付いた和の文化や、おもてなしのマナーなど、「和」を中心にお伝えしていくつもりです。 皆さんに、ちょっとでも日々の四季感を豊かに楽しんでもらえるお話を執筆していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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