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GWの子連れ旅行で役立つ!機内にある物だけでお子様をあやす方法 (2/2ページ)

菜々子

退屈しのぎ用におもちゃや絵本などを大量に持ち込まなくても大丈夫!機内にあるものはとても少ないですが、工夫をこらせば少ない物品でもお子様をあやすことができます。ここでは子供大好きな私が実践していた方法をお知らせします。

離着陸時などCAに頼むことができないときでも、実は座席ポケットに入ってるものでも十分あやすことができます。


安全のしおり

安全のしおりを下敷きのように少したるませるとぽよーんぽよーんという音が鳴ります。

すこし厚めの紙で丈夫にできていて、お子様でも簡単に遊べて便利です。

またそれを使って仰いであげることもできます。

お子様の体温は大人よりも高いので、機内で暑がっているケースが多いです。

風をあててあげることで、気分がリフレッシュして、落ち着いてくれることもよくあります。



ヘッドホンが入っていたビニール袋

ビニール袋をくしゃくしゃに丸めてしゃかしゃかと鳴らせる事も有効です。

耳元に近づけて聴覚を刺激してみると楽しそうにしてくれますよ。



「翼の王国」の後ろの飛行機ページ

ANAでは「翼の王国」という月刊の機内雑誌を各座席ポケットにいれているのですが、その後ろの方のページに何種類もの飛行機が載っているページがあります。

男の子たちはやはり乗り物が好きなのか、よくそのページを食い入るように見ています。

大人向けの雑誌なのに、意外とお子様受けが良いことは知られていませんよね。

ぜひそのページを見つけてみてくださいね。

また、今日乗っている飛行機の機種や座っている座席の位置などをCAに聞いてみると丁寧に教えてくれるでしょう。

第三者が介入することで今までやんちゃに暴れていたお子様が不思議なほど静かに落ち着いてくれることもよくある現象です。

CAをどんどん巻き込んでみるのもワンポイント工夫ですね。


ポイントは視覚と聴覚を刺激すること 

既述したようにお子様は視覚や聴覚を刺激することで落ち着いてくれることが多いです。

機内にある物品は非常に限られていますが、工夫をこらせばなんだって遊び道具になります。

実際にここで書いたあやし方は、親御さんがお子さんに接している場面から学んだものばかりです。

お子様の注意力は長くは続きませんが、退屈したら違う道具、新しい何かを見つけて、集中させることを繰り返しましょう。

楽しいご旅行となることをお祈りしています。


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