世界のサービスを知りたい!ビジネスクラス搭乗記:【第1回】ルフトハンザドイツ航空 (2/2ページ)
CAだからこそ世界の航空会社のサービスの様子が気になります。ここでは、世界のビジネスクラス搭乗記をご紹介!世界が憧れる安心と安定のジャーマンクオリティ、ルフトハンザ航空のビジネスクラスに乗ってみました。
ルフトハンザドイツ航空ビジネスクラス:気になる機内の快適グッズ=アメニティグッズの中身は?
この日はブリーのアメニティポーチにクリーム、リップクリームなどが用意されていました。
リップクリームはギリシャのBIOコスメブランド”KORRES"のアメニティグッズ。このリップクリームは実店舗で購入される場合、定価1,300円程すると友人から聞きました。
とても有能なコスメですのでフライト後も自分のコスメポーチに加えて使えます!
アメニティグッズのポーチには靴下、耳栓、ドイツブランドの歯ブラシと歯磨き粉も入っています。
また、スリッパと500MLのミネラルウォーターもアメニティグッズと共に予めお座席に用意されています。
素晴らしいことに、毎回ポーチがちょっとずつ違います。
内容は同じですが、サムソナイト(Samsonite)や、ブリー(BREE)、ジルサンダー(JIL SANDER)のポーチの色が違ったりします。 バリエーションが豊かです。
この点はルフトハンザ航空を何度利用しても楽しめると思います。
サムソナイトまたはブリーのポーチですと、クッション性があるタイプで、旅行の際に小さい電子機器類を入れるのに良いかもしれません。
ジルサンダーのポーチですと、見た目がとてもお洒落なので普段使いのコスメポーチになるかと思います。
ルフトハンザドイツ航空ビジネスクラスのここがすごい!
ビジネスクラスの各お手洗いには、アメニティグッズと同じKORRESのハンドクリームが設置されています。
使ってみましたが、手がとてもしっとりする素晴らしいハンドクリームです。
他にもお手洗には コームやマウスウォッシュ、ウェットティッシュも設置されていました。
イヤフォンはBOSEで、こちらも予めお座席のひじ掛けのコンパートメントに設置されています。
このイヤフォンを使用し、機内エンターティメントの映画を楽しむ訳ですが、やっぱりとても音が良いです。ジャーマンクオリティですね!!
また、ルフトハンザ航空の凄さは、やはりメガキャリアならではの使用機材です。
たまたま私が搭乗したフランクフルト/羽田空港便の飛行機種は、ボーイング社747-800でした。
このB747-800は新しくておおきいです。
ミュンヘン便においては、現在は変更されてしまいましたが、以前はA350-900が飛んでいた時期があります。
このA350-900はA330/340の後継機で、新世代中型ワイドボディ旅客機です。
新しい飛行機ですので、機内で飛行中に受ける人体の負担も少ないそうです。
A350-900
A380-800
そして、ドイツ人らしい合理的なサービスもルフトハンザ航空のすごいところ。
サービス担当がはっきりしているので、クルーにとっても仕事の進行具合やお客様の各々のニーズを把握しやすく、働きやすい会社なのだろうな、とお見受けいたしました。
お客様にとっても、自分のサービスしてくれる方が固定されているのは安心ですよね。
もちろん担当者次第であるのかもしれませんが、ストレスの少ない環境でプライドを持って働いているクルーにサービスされるのは、サービスを受ける側にとっても信頼関係が築きやすく心地がよいのではないでしょうか?
歴史のある会社なので、日本人のこともよく熟知しており、その点もルフトハンザ航空の強みであると言えます。
ちなみに、安定性=鉄仮面みたいにかた苦しく感じられてしまいそうですが、サッカーが大好きな乗務員も多く、ワールドカップやユーロなど大きい大会で負けたりすると次の日は元気が無かったりもするそうですよ。
愛国心に溢れています。こういった人間らしさもご愛敬ですね。