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3ステップでできる!世界を飛び回るCAが実践する時差の調整法 (2/2ページ)

清水 裕美子

世界中を飛び回るCA(キャビンアテンダント・客室乗務員)が実践する時差調整法を誰でも簡単にできる3ステップでご紹介いたします。

Step 3 日本出発前から時差調整をする

到着時刻から逆算をして機内での過ごし方を意識的に変えるだけでも時差対策にはかなり効果的ですが、ここからはさらに上をいく時差調整法をお伝えいたします。

それは日本にいるときから少しずつ時間をずらしていくということ。

と言っても仕事などで難しいことも多いと思うので、出発1~2日前に少し気を付けるだけで充分です。


「到着地が昼間=機内では睡眠をとらなくてはいけない」という場合、夜のフライトならば特に努力をしなくても眠れるはず。

その逆もしかり。


問題は昼間のフライトなのに眠らなければならない場合と、夜間のフライトなのに起きていた方がいい場合。

そのような場合は日本出発前から少しずつ時間をずらしていく必要があります。

その時にポイントとなるのが時間を後倒しに調整するということです。




「朝寝坊と夜更かし」 でラクラク時差調整

例えば毎朝6時に起きている人が4時に起きるのはかなり辛いですが、8時に起きることは比較的簡単なはず。

また毎晩22時に寝ている人が20時に寝ることは難しいですが、24時まで起きていることはできるはずです。

このように、時間をずらしたいときは後ろに後ろにずらしていくとスムーズに調整することができます。

つまりは夜更かしと朝寝坊。そう聞くと何だか簡単にできそうな気がしてきませんか?

CAも夜のフライトで夕方まで寝ていたいときはあえて前日に夜更かしをして、当日夕方まで寝坊するようにします。




無理せず時差を調整

逆算術を身に付ける、機内の過ごし方を決める、日本出発前は後倒しして時間をずらしていく、この3ステップで時差は怖くなくなるはずです。

次回の出張、ご旅行の際はなんとなく過ごしている出発日前日と機内の時間を意識的に過ごしてみてください。

ただし、規則正しい時間に寝ることが健康維持の基本ですので、無理をせずトラベルライフをお楽しみくださいね。




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