元CAママの「食卓で子どもに伝えたい日本の心」 | キャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア - CA Media

3000人以上のCAネットワークから情報を発信!
日本初のキャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア

元CAママの「食卓で子どもに伝えたい日本の心」

さくら

11月11日は「1111」を二膳のお箸に見立てた『いただきますの日』です。普段何気なく使っているお食事前の「いただきます」という言葉。そこに込められた意味をご存知ですか?子どもにも伝えていきたい「いただきます」と「ごちそうさま」の意味、そこに込められた日本の心についてのお話です。

11月11日は「いただきますの日」!


11月11日は何の日かご存知ですか?

「ポッキーの日」で認識されている方もいらっしゃるかと思いますが、実はもう一つ、今回ご紹介したいのは、「1111」を二膳のお箸に見立てた『いただきますの日』です。


普段何気なく使っているお食事前の「いただきます」。日本で使われているこの言葉の意味に相当する外国語はないと言われています。長い歴史の中で受け継がれてきたこの言葉の意味を理解し、そこに込められた日本の心を食卓で子どもに伝えていきたいものです。

「いただきます」にはどんな意味があるのでしょうか?


「いただきます」にはどんな意味があるのでしょうか?


「いただきます」に込められる思いとは

人は自然の恵みである動物や植物などの命を食して生命を維持しています。この言葉には『あなたの命をいただき、私の命に代えさせていただきます』という意味があります。それぞれの食材に感謝する心を「いただきます」という言葉に表しています。命がつながり合って人は生かされていることを忘れてはいけませんね。


また、食後の「ごちそうさま」は漢字では「御馳走様」と書きます。「馳・走」には「走る」という意味があり、食事を作る人が準備のために駆け回ってくれたおかげで食事がいただけるという感謝の気持ちが込められており、「御・様」をつけて敬意を表しています。

次のページ:子どもに伝えたい日本の心

SCROLL