「ママもまんなか」子育て支援プロジェクトの公式YouTube番組公開収録イベント開催

2023.12.08

子育て中のママや妊産婦への周囲の理解やサポートの少なさ。これらによって、育児負担が加重となり、ママ自身の心身のケアが後回しになってしまっているという現実があります。忙しいママや妊産婦の方々に心身のケアや笑顔をサポートしてくれる仕組みがあればうれしいですよね。今回は、そのような方を対象にしたイベントが開催。12/7公開の新作Youtubeでもロバート秋山さんの新作とともにご覧いただけます。

「ママもまんなか」⼦育て⽀援プロジェクトとは？

現在、少子化問題は、国を挙げて最重要課題として取り組む社会問題となっています。そんな少子化問題の中で、大きな要因のひとつになっているのが、子育て中のママや妊産婦への周囲の理解やサポートが少ないということが挙げられます。現実問題として、育児負担が加重となり、ママ自身の心身のケアが後回しになってしまっている状況となっています。

「ママもまんなか」子育て支援プロジェクトは、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)が行っている「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」の一環として、2023年から5年間を事業期間とし、全国展開と社会実装を進めていくべく、筑波大学と連携し研究・開発をスタートしました。現在、全国14の自治体・地域と共に妊産婦や子育て中である親たちの「心身の健康づくり」、「社会の寛容性向上」のために実証実験等を行い子育て支援をサポートしています。

公式 Youtube 番組「スマイル健幸カフェ」の公開収録イベントに約260名の⼦育て世帯が集合

今回は、「ママもまんなか」⼦育て⽀援プロジェクトの⼀環として公式Youtube番組「スマイル健幸カフェ」の公開収録イベントが、千葉県柏市の柏の葉カンファレンスセンターで開催。このイベントには、親子連れの方が参加することから、会場にはヨガマットを敷いた特設スペースが設けられ、たくさんの親⼦連れがリラックスした様⼦で観覧していました。開会前には、親が罪悪感を感じないよう「お⼦さんが泣いたり騒いだりしても OK です。⾃由に楽しく」と、公式アンバサダーの関根勤さん、⿇⾥さん親子が呼びかけていたこともあり、元気な⼦どもたちの声が響く終始和やかなイベントでした。

公式アンバサダーの関根勤さん・麻里さん親子にキングコングのカジサックさんも登場

公式YouTubeの「ママもまんなか!スマイル健幸カフェ」は、ロバートの秋山竜次さんが思わず笑ってしまう内容ながら子育ての悩みに直結する課題を題材としており、子育てママに「分かる！」や「あるある」といった共感を呼ぶような楽しみながら見れるのが特徴。イベント開催に寄せ、⾃治体を代表し兵庫県⻄脇市の⽚⼭象三市⻑よりの挨拶のあと、厚⽣労働省の武見敬三⼤⾂からのビデオメッセージが紹介。

ステージでは関根さん親子に加え、5人のパパであるカジサックさん（お笑いコンビキングコング梶原雄太）プログラムディレクターの久野譜也教授（筑波大学人間総合科学学術院教授）、保健師でスポーツウエルネス学博士の塚尾晶子さんらを交え、公式YouTubeの「ママもまんなか!スマイル健幸カフェ」主演のロバートの秋山竜次さんによる新作子育て応援コントを見ながら、子育てについてクロストークが行われました。

カジサックさんは、「兄弟喧嘩は親を含めて、当事者同⼠納得するまで話し合いを⼤切にしています。2歳の⼦供も、その状況を⾒せることで理解するようになってきます。」と⼦育てにおいて⼤切にしていることを語りました。

参加者からの質問コーナーでは、「親にしてもらって嬉しかったことは？」との質問に関根麻里さんは「父とのお風呂に入る前のダンスや、愛情をストレートに表現してくれたことです。楽しい思い出を作ってあげたいと思って私も娘たちに向けてしています」と親子愛が伝わってくるようなエピソードも。

関根勤さんは「人生は楽しさ貯金。子育て本をたくさん読み、親が子供にとって絶対的な味方であると安心させてあげることが大事です」と笑顔で語りかける場面もありました。

「ママもまんなかプロジェクト」では、ママ自身の心身のケアを包括的にサポートする「健幸スマイルスタジオ」を14の自治体・地域で展開しており、筑波大学や東京オリンピックパラリンピックチーフトレーナーで R-body 代表の鈴木岳さんらが監修したコンディショニングなどのメニューの模擬体験をアンバサダー、観覧者の皆様に体験してもらいました。

今回公開収録した Youtube 番組は後⽇「スマイル健幸カフェ」として配信

第二部では「プレコンセプションケア」をテーマに順天堂大学北出真理教授（産婦人科医）による講義やクロストークが行われ、北出教授からクイズ形式での問いかけに対し、アンバサダーらが答える形で、思春期以降の人が将来の妊娠やライフプランを考え、日々の生活や健康づくりと向き合う「プレコンセプションケア」の大切さを学びました。

最後はアンバサダーや専門家らによって「ママもまんなか」プロジェクトのキャッチフレーズである「MOM UP！PAPA UP！」のポーズで締め括られました。