感染症予防・対策!免疫力を高める食事法を現役CA栄養士が解説。 (2/2ページ)
緊急事態宣言解除後の現在もまだまだ感染症予防・対策はマストです。一人一人がしっかりと予防・対策をとりながら、生活することが大切です。今回は、コロナウイルス含めた感染症予防・対策として免疫力を高める食事法を現役CA栄養士の神原がご紹介いたします。
腸内環境が免疫力を左右する⁉合わせて摂りたい3つの成分
腸は免疫力を高めるために重要な役割を果たしています。
多くのウイルスや細菌は口から入り、腸管を通って体内に入ります。
そのため、それらから体を守るために免疫機能が腸内に集中しているのです。
そのことから、腸内環境を整えることで、免疫力があがると言われています。
そこで、腸内環境正常化し、免疫力アップに役立つ成分をご紹介します。
乳酸菌
腸内環境を整えます。
乳酸菌の種類によっては、NK細胞と呼ばれるウイルスに感染した細胞を攻撃する免疫細胞を活性化する作用もあります。
食品例)ヨーグルトや乳酸菌飲料、チーズ、キムチ、みそ、甘酒など
オリゴ糖
乳酸菌のエサとなり、乳酸菌の増殖を助け、腸内環境を整えるのを助けます。
食品例)大豆製品、はちみつ、バナナ、玉ねぎ、ごぼうなど(市販のオリゴ糖でもOK)
食物繊維
オリゴ糖と同時に、乳酸菌のエサとなり、乳酸菌の増殖を助け、腸内環境を整えるのを助けます。
食品例)海藻類、いも類、モロヘイヤ、ココア、きなこ、干しイチジク、干しプルーン、干し柿、オートミールなど
身近な食べ物で、免疫力アップ
免疫力をあげる栄養素や食品と聞いて、なんだか特別なものをイメージされた方もいらっしゃったかもしれません。
実は、皆さんが日常的に摂り入れているものばかりなんです。
次回はさらに一歩踏み込んで、それらをどのように食事に取り入れれば、より効率よく免疫力アップに繋げられるのかについてお話していきたいと思います。