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【コロナに負けない!現役CAポジティブチャレンジvol.6】CA・飲食店にカウンセリングを行うCA (2/2ページ)

KONATSU

新型コロナウィルスの影響でフライトがなくお給料が激減、フライトに行けば感染リスクと隣り合わせと、厳しい状況にあるCA。そんな中でも、自分を見つめ直したり、スキルアップに励むなど、前向きに動いている現役CAのポジティブチャレンジをリレー形式でご紹介していきます。 第6回目は、キャリアコンサルタントの資格を活かして、CAや飲食店にカウンセリングを行うCAにゃんこさんが登場!


医療機関への布マスク寄付活動


CAとしてフライトがなくなってみて改めて、社会と関わっていないことにとても違和感を感じました。


今自分が家でのんびりしている間にも、過酷な医療現場で寝る間も惜しんで働いている人達がいる。その人たちに対して、何かできることはないかと思っていた矢先、「ANAのCAが有志で防護服制作を支援する」というニュースを目にしました。


「もしかしたら、こういうことが自分にもできるかもしれない」と思い、たまたまオンライン診療に切り替えていたいつも通っている美容皮膚科の院長先生に相談してみました。


すると「布マスクであれば、滅菌加工をして飛沫を防ぐ防水シートを挟めば医療機関でも使用できるのではないか」との返答がありました。


今は少しずつ補充されてきているそうですが、先生とお話した4月半場頃は医療機関の深刻な物資不足が問題になっており、治療にあたっている医療従事者の方のマスクが足りなくなってしまうかもしれないと言われていた状況でした。


そのため、布マスクであっても寄付すれば役に立つのではないか。と考えたのです。


美容皮膚科ということで実際コロナ治療の現場に立つわけではないですが、仲間の医療機関が物資不足になってしまっていることに心を痛めていた院長先生にご賛同いただき、クリニック監修のもと服飾関連の友人の力をお借りしてマスクの型紙と見本を制作しました。


そして、休業となってしまい時間ができたCA仲間や友人の有志を募りマスクを制作し、500枚近くを医療機関へ寄付させて頂きました。


驚いたのは、お願いをした皆さんが本当に快く二つ返事で引き受けてくださったこと。


「自分たちが医療現場に実際行ってできることはないけれども、何かしらの形でそういった最前線で戦ってくださっている方々の力になりたい」と皆さん口をそろえて言ってくれました。


世界中が辛い状況にさらされているなかで、人の心の温かさを感じられる出来事になりました。



アフターコロナに向けて

新型コロナウィルスによって私たちが受けたダメージは確かに大きいです。


しかし、苦しい時があったとしても、それがいつまでもは続くことはありません。


どんな状況になったとしても、落ち込むことがあったとしても、人生が終わるわけでなく、これからも続いていきます。


大切なのは起きたことに落ち込むのではなく、「この先をどうするか」を考えることだと思っています。自粛生活で家にいたってできることはあるはずです。きちんと現実に向き合い、乗り越える術を探していける人でありたいですね。


私のポジティブチャレンジも、どこかで誰かのお役に立てればと思っています。



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