傘をよく使う季節に知っておきたい!元CAマナー講師が教える5つの傘使用マナー | キャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア - CA Media

3000人以上のCAネットワークから情報を発信!
日本初のキャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア

傘をよく使う季節に知っておきたい!元CAマナー講師が教える5つの傘使用マナー

片岡かこ

雨傘や日傘など、傘を使うことの多いこの季節。傘は、長く先が尖っているので、扱いを間違えると、周りの方にけがをさせてしまうなど、トラブルに発展しやすいアイテムの一つです。そこで、安全に自分も周りの方も快適に傘を使用するために気を付けたい事柄を5つのポイント別におさらいしてみましょう。

傘の出番!雨や紫外線の多い季節


梅雨から夏にかけて、雨や紫外線が多くなるので、傘を使う機会が増えます。

傘は周りの方に当たってしまったり、傘に付いた水滴が原因でトラブルになってしまったりすることも多いアイテムの一つです。

そこで、今回は、周りの方に配慮しながら、安全に傘を使うために気を付けたいポイントを5つお伝えいたします。




傘の開き方

先を上に向けて傘を開くと、骨の先が周りの方の顔などに当たることがあり、危険です。

周りの様子をよく確認し、先を斜め下に向けながら、ゆっくりと開きましょう。

ボタンで開くタイプの傘でも、手を添えながら開くと、勢いよく開いてしまうことを防げますよ。




傘を差しながら歩くときは

傘を差して歩くと、普段よりも広くスペースを使います。

基本的には、肩にかけたりせず、柄を真っすぐにして差しますが、狭い歩道などでは、真っすぐに差しているとすれ違うことが難しい場合があります。

そのようなときは、互いに傘を傾け、譲り合う気持ちをちょっとしたしぐさで表すことができると、人としての品性が感じられますね。




傘の閉じ方

傘を閉じるのも、周りの方に当たってしまう可能性が高い場面です。

差したままの状態で、少しすぼめてから、下に向けて完全に閉じます。

横に向けた状態で閉じると、周りの方に水滴がついてしまったり、傘が当たってしまったりするので注意したいですね。


次のページ:移動中や建物内での傘の扱い方

SCROLL