睡眠がパフォーマンスを左右するCA(客室乗務員)に学ぶ!良質な睡眠のための飲み物の選び方
飲み物によって、睡眠の質が変わることはご存知でしょうか。現役CAも実践している飲み物選びのポイントをご紹介致します。
寝る前の飲み物が睡眠を左右する
良質な睡眠は、体調管理をはじめ、仕事のパフォーマンス向上にもとても大切です。
しかし、ストレスや長時間労働など様々な状況に晒されている私たちは、単純に「眠る」とはいえ、良質な睡眠にはいろいろな工夫が必要です。
以前【CAはホテル滞在のプロ!滞在先でぐっすり眠るための工夫3つ】という記事で、睡眠環境を整えることを中心にお伝えしました。
今回は環境だけでなく寝る前の習慣、特に飲み物について気を付けたいポイントをご紹介致します。
カフェインは、摂取時間に注意
早速ですが、皆さんは普段寝る前に、どのような飲み物を召し上がっていますか。
何を飲むかで、睡眠に与える影響は変わってきます。
カフェインが目を覚まし寝つきを悪くすることは、多くの方がご存知かと思います。
では、具体的にベッドに入る何時間前から控えた方が良いと思いますか。
人によってカフェインの感受性に違いがあるため個人差はありますが、大体3~4時間以内のカフェイン摂取は控えた方が良いでしょう。
というのも、カフェインは摂取してから30分~1時間後に血液中でピークとなり、半減期は3~5時間と言われているからです。
さらには、カフェインには利尿作用があるため、寝つきだけでなく夜中に尿意でお手洗いに起きてしまうことにも繋がります。
その結果、睡眠の質が下がる可能性があるため、カフェインを摂取する時間は気をつける必要があります。
アルコールは、睡眠不足に繋がる⁉
もう一つ控えたい飲み物があるのですが、何だと思いますか。
それは、アルコールです。
お酒を飲むと眠くなることから、ぐっすりと眠れるのではないかと思いがちですが、実は違うのです。
アルコールは一時的に寝つきをよくしますが、中途覚醒が多くなり眠りが浅くなってしまいます。
飲酒が習慣化すると、次第に寝つきが悪くなったり、朝起きた時も疲れを感じるようになったりします。
もちろん息抜きとしてお酒を楽しむことは、悪いことではありません。
わたしも友人や家族とお酒を交えながら会話を楽しむ時間は大好きです。
ただ、眠るためにお酒を飲む、という考えは捨てていただければと思うのです。