お嬢様ファッションの鉄則!育ちの良い印象の身に付け方 (2/2ページ)
お嬢様風の印象を持たれることの多いCAですが、実際は体育会系のタフな人がほとんど。それでもそのようなイメージを持っていただけるのは、服装、所作、言葉遣いなどの力によるもの。今回は育ちが良さそうに見えるお嬢様ファッションについてお話いたします。
色、柄、アクセサリーの取り入れ方
デザイン同様、色もシンプルがベスト。白、黒、グレー、ネイビー、ベージュあたりが王道です。
色物を取り入れたいときは1色、多くても2色までにすると、ごちゃごちゃした印象が避けられます。
柄物は大柄だと主張が強くなってしまうので、小さい繊細な柄にしましょう。
また、アクセサリ―も同様で大きくて主張の強いものより、華奢で繊細なものを。肌馴染の良いものを、1つか2つ少な目にするのがおすすめです。
ファッションチェックは「動きながら」
同世代間では全く違和感がなくても、年輩の方や異性から見ると露出が多く品がないと思われてしまうケースもよくあります。
例えば、スカートは素材やデザインによって、立っている時はちょうど良い長さでも、座ると短くなってしまうこと良くあります。買う時には立ち姿だけではなく、座った姿勢でもチェックしてみましょう。座るときに膝にハンカチやストールを置くと安心です。
ワンピースは手を伸ばしたときや挙げたときに裾が短くなってしまうので、反対の手をウエストあたりに添えながら挙げると見た目にも上品で良いでしょう。ノースリーブを着る時にはカーディガンやストールを肩からかけるなどの配慮も必要です。
また、かがんだときに胸元が見えてしまわないか、下着のラインが響いていないかなど、いつ、どの角度から見られても不快感を与えないように動きながらもしっかりチェック。
そうすることで自信を持って堂々と振る舞うことができます。
お嬢様ファッションで自分を磨く
人に不快感を与えないように徹底的に注意を払い、華美に着飾るよりも控えめで上品なアイテムを選ぶ。これこそが育ちが良く見えるお嬢様印象を生み出すファッションルールではないでしょうか。
そしてこれは「着飾らなくても大丈夫」という素の自分に自信と余裕があるからこそできること。洋服で取り繕えないからこそ、スタイル管理や肌、髪、爪などのメンテナンスに気を遣うようになるというメリットも。
もちろん普段は自分の好きなおしゃれを楽しむのも良いことです。幅広い年齢層や職業の方が集まる場に行くようなときには、お嬢様ファッションを試してみてはいかがでしょうか。