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銘酒巡りを満喫!「晴れの国」岡山で楽しむ雄町米の地酒をご紹介

藤岡 裕美子

気候が温暖なことから、「晴れの国」として知られる岡山県。古くから稲作が盛んだったことと、お酒造りに最適な水が豊富であることから、銘酒がたくさん生まれています。今回は、2017年1月に東京・新橋にあるとっとり・おかやま新橋館で行われた『備前焼で愉しむ雄町米の地酒BAR』を通して出会った日本酒をご紹介します!

日本酒の名産地でもある「晴れの国」岡山

皆様は、「岡山」と聞いて何をイメージされますか?

桃太郎、マスカットなどのフルーツ、倉敷・美観地区・・・。


あまり知られていないのですが、実は日本酒の名産地でもあるのです。


岡山の日本酒に使われているお米は「雄町(おまち)」という種類。

育てにくいことから「幻の米」とも呼ばれているのですが、最近ではそのふくよかな味わいから「オマチスト」と呼ばれる熱心なファンも多くいます。

今回は2017年1月に東京・新橋のとっとり・おかやま新橋館で行われた日本酒イベント『備前焼で愉しむ雄町米の地酒BAR』を通して出会った日本酒3種をご紹介します!




「香りの山田錦」と「味の雄町米」



代表銘柄「櫻室町」の室町酒造は、純米系のお酒はすべて雄町米100%で醸すなど、雄町米に強いこだわりを持った蔵元です。

日本名水100選に選ばれた岡山市内を流れる旭川の豊富な伏流水、「雄町冷泉」を仕込み水に使っています。


今回は今の時期にぴったりなお燗にしておいしい、「美燗酒」をご紹介いただきました。

ひと肌燗くらいの美燗酒は、お米の芳醇な旨みと余韻を楽しめ、焼き鳥のようなコクのある料理と相性抜群!




「日本一の酒米で造った日本酒を」



利守酒造
は、地元の米と水で酒造りにこだわり、酒一筋の強い想いを「酒一筋」の名前に込めた蔵元です。

40年近く前に赤磐雄町米の復活に尽力した蔵元だからこそ、地元への愛情、雄町米への愛情がひしひしと伝わってきます。

今回ご紹介いただいた「純米吟醸」赤磐雄町は、とっても飲みやすく日本酒をなかなか飲む機会のない人におすすめ。

実際、会場でも大人気のお酒でした。


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藤岡 裕美子

はじめまして。 藤岡裕美子と申します。 私は剣道に取り組んでいたこともあり、常に日本の歴史や文化に興味を持ってきました。 ただ、幼いころから語学が好きで、CAになることが夢だったので、つい海外に目をむけていましたが、最近では改めてドメスティックな目線が強くなりました。 日本には相手を思いやる文化が根付いていて、そこには常に美学という概念が根底にあります。 (たとえば、剣道の試合では1本取ったあとにガッツポーズをするとその1本が取り消されてしまうルールがあるんですよ!) 特に立ち居振る舞いやしつらえなどは、接客やその空間のことだけととらえられがちではありますが、日本人以上に日本文化が海外の方に評価される中、今やビジネスのみならず、様々なシーンでおもてなしの心が求められ、その心を表現するためのマナーも知らなくては、その心を相手に伝えるのは難しいと思っています。 私は、現在PRという、様々なコミュニケーションツールを用いて、“人に情報を伝える”という仕事をしています。 CAメディアでは、二十四節気など生活に根付いた和の文化や、おもてなしのマナーなど、「和」を中心にお伝えしていくつもりです。 皆さんに、ちょっとでも日々の四季感を豊かに楽しんでもらえるお話を執筆していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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