【北・中南米編】意外と知らない世界の食事マナー〜出張や旅行で恥をかかないために〜 (2/2ページ)
意外と知らない食事マナー。ナイフとフォークを使う国々でも、マナーには大きな違いがあります。第3回目の今回は北・中南米の国々の食事マナーをご紹介します。
コロンビア
会食の際にどの席に座るかは、ホストの指示を待ちましょう。
食事に手で触れたりせず、必ずナイフとフォークを使います。(コンチネンタル式)
自分の料理を取り分ける前に、同席者に伺うようにします。
また、全員の料理が揃ってから食べ始めること!
ウェィターを呼ぶ際は、指を鳴らして呼んではいけません。
食事の最後には料理を少し残して、満足したことを示します。
チリ
食事を手づかみで食べてはいけません。
ピザやフライドポテトであっても、ナイフとフォークを使って食べます。(コンチネンタル式)
また、座席に付く際は、男性よりも先に女性が座ります。
ブラジル
チリ同様、手で食べるのはNGで、必ずカトラリーを使用します。
ナイフを使わずにフォークだけで食べても構いませんが、食品を切る際には必ずナイフを使います。
ホストの指示がない限り、時間通りには到着せず、少し遅れていくのが良いでしょう。
カナダ
レストランでは、勝手に席に着かず、係の人に案内されるまで待ちましょう。
肘をついて食べたり、片手を膝の上に置いて食べたりしてはいけません。
チェックを頼む時は、文字を書く仕草をして合図します。
アメリカ
ピクニックスタイルの食事の時でも、指は舐めるのはマナー違反!
必ずナプキンを使用します。
お店の方への‘Thank you'や'Please'は必ず言いましょう。
ナイフとフォークを使って食べるのが一般的ですが、手を使って食べても構いません。
また、右手にフォークを持ち替えて食べても差し支えありません。(アメリカ式)
いかがでしたか?
様々な国から人が集まるアメリカでは、厳しい食事マナーはあまりありません。
しかし、みんなが楽しく美味しく食事が出来るようにと、それぞれが周りに配慮しているように感じます。
それぞれの文化に敬意を表したり、思いやりを形にする行為こそが大切なマナーなのかもしれませんね。