和室でも慌てない!元CAが教える和室でのお食事・お酒のマナー
日本人として知っておきたい、和室での立ち居振る舞い。3つのポイントさえ知れば、和スタイルのお食事会でもおもてなしの心を美しく魅せることができます。
どうしたらいいの!?和室でのマナー
フレンチやイタリアンレストランで、テーブル・カトラリースタイルの食事することはあっても、和スタイルのお食事に行く機会はあんまりないかも……。興味はあるけど、なんだか敷居高いし...…。という人は多いかもしれません。
和食はユネスコ世界文化遺産に登録されただけでなく、2020年の東京オリンピックに向けてますます注目度が上がっています。世界に日本人としてのあなたの振る舞いが見られる機会も増えるはず!
CAと和室はあまり結びつかないかもしれませんが、日系航空会社の中には入社後すぐの訓練で茶道の時間を取り入れるほど、日本のおもてなしの心を表現することをとても大切にしています。
少しでもきちんと知ればぜんぜん怖くない和室でのお食事マナー。一緒に3つのポイントを見ていきましょう!
Point 1: ふすまを開けて、さあ、どこに座りますか?
テーブルの上座下座がどこか、は分かる方も多いのでは。
和室の上座下座も基本的には洋室と同じですが、一番のポイントは和室では“床の間に近いところ”が上座になるということ。
床の間とは他の部分よりも一段高くなっている、お軸やお花などが飾られている部分です。
お座敷に通されて、周りの方に上座を譲ることも、おもてなしの心を表すにはとっても大切なポイントです。