海外で働くCAだからこそ実感する「世界で一番美しい日本」
ヨーロッパで生活する筆者に届くのは、「日本は美しい」の声の数々。勤勉な日本人の様子、清潔な環境、美景や四季を大切にする気持ち、そして思いやりの心や品格。海外にいるからこそ日々感じる日本の美しさについてお話します。
日本の美しさ
日本について美しいと思う瞬間は人それぞれあるかと思います。
乗務していると、ありがたいことに「日本はきれい」と一緒に働く同僚やお客様から言われることが多々あります。
海外に住んで19年、私なりに日本人や日本という国について思うところをお話します。
世界で一番きれいな国
先日立ち寄った、ポーランドのワルシャワ空港での出来事。
乗り継ぎだったので席が決まっておらず、地上係員に次の便について英語でたずねると「日本人ですか?」とその方が日本語で話しかけて下さいました。
「はい。」と答えると、「あなたは、世界で一番きれいな国から来ました。」と言ってくださいました。
その方はワルシャワ大学で日本語を学ばれたそうで、日本に行ったこともあるそうです。
「きれい」という言葉にも色々な意味がありますよね。
清潔という意味のcleanなのか、景色がきれいのbeautifulなのか、また日本人自体が勤勉で立派であるという生き方の意味で、honestも当てはまるかもしれません。
直接その場でその方に聞いてみたかったのですが、他にもお客様が待っておりましたので「ありがとうございます。」とお礼を言って立ち去りました。
思いやりの心
日本の美しさを考えた時にまず思いつくのは、思いやりがあること。
震災の際には、被災者の方は辛抱強く感謝やお互いを思いやり合いながら助け合っている様子を報道で観て、私がいるヨーロッパでは皆が感心、感動して、応援していました。
日本人ってこんなに苦しい時にでも周囲の事を思う事が出来るんですよね。
ヨーロッパにいてもとても伝わってくるものがありました。