CA受験の中身を公開!写真と第一印象が大事な最初のステップ
一般企業の採用試験とはちょっと違うCA受験の中身。とにかく第一印象が大事な書類選考と一次試験、内面が重視される二次試験まで、私の経験を基にお話します。
一般企業と同じではない!CA受験とは?
CAの採用試験を受けることをCA受験と言い、その内容は一般企業のものとは少し異なります。
実際に就職活動をしていた時、その違いにとても驚きました。
日系や外資系、新卒や既卒、会社の求めている人材、採用試験の年によって内容は変わってきますが、私自身が実際に受けた日系航空会社CA採用試験の内容をご紹介します。
写真が重要!まずは書類選考
就職試験においてエントリーシートが大事な書類となるのは一般企業もCA受験も同じですが、決定的な違いは写真です。
エントリーシートには、上半身だけのいわゆる履歴書用の写真だけではなく、全身写真の提出も求める会社がほとんどです。
CA受験において写真はとても重要と言われており、スピード写真ではなく、写真館で撮った写真を使う人が多いですね。
しかし、全身写真に関しては、スタジオで撮影したものではなく、普段の様子が分かるようなスナップ写真が求められます。
募集が出ると有名な写真館は予約が取りにくくなるため、募集が出る前からじっくり時間をかけて写真を準備する人もいるほど、書類に添付する写真に重きを置いています。
エントリーシートでは、自分の経歴や資格、どんなCAになりたいか、今まで受けたサービスで一番感動したことなどの決められた設問に記述します。
実際に私が受けた会社の一つはとてもユニークで、特に決められた記述はなく、A4一枚に自分の好きな写真を二枚貼ることが条件で自分特集をするというものがありました。
エントリーシートの内容は会社によっても個性が出ますので、どんな場合でも対応できる準備が必要です。
集団面接やグループディスカッションが多い一次試験
無事に書類が通ると、次の一次試験では集団面接やグループディスカッションがあります。
面接では、
「自己PR・志望動機」
「自分を動物に例えるなら?」
「隣の人の良いところは?」
「最近感動したことは?」
などと言った質問があり、同じ面接の仲間をちゃんと見ているか、気遣っているかというところもチェックされていると言われています。
グループディスカッションのテーマは、
「初めて日本に来る外国人を一日東京観光に案内するプランを考えてください」
「新しいサービスをつくるとしたら?」
などがありました。
一次試験では、発言の内容ではなく、その人の雰囲気やチームワーク力を見ていることが多かったと実感しています。
実際、グループディスカッションで一言も発言出来なかったことがありましたが、次のステップに進むことが出来ました。
CA受験では、試験の段階から髪の毛をシニヨンやポニーテールにまとめ、メイクもしっかりしていきます。
一般企業の採用試験ではナチュラルメイクの方が多いので、面接時の身だしなみに関してはかなり違いがあるかもしれません。