CAは休日が多いって本当!?CAのお休みの秘密をこっそりご紹介
いろいろなところに飛び回っているCAですがお休みって一般的に考えると多いのかも!?ただし、お休みが多いのにはちゃんと理由があります。今回は、そんなCAのお休み事情をご紹介いたします。
CAはお休みが多い?
CAはフライトに乗務するのが仕事。
国際線のフライト後のステイ中に観光をすることもある、という話を聞くと、休みが多いという印象を持つ方もいると思います。
実際、一般企業と比べるとお休みは多くなることが多いです。
どうしてCAはお休みが多い職業になるのか、CAのお休み事情をご説明します。
スタンバイ(自宅待機)はお休みになることもある?
航空会社によって違いがあるため、某航空会社の一例を挙げます。
ステイ先での自由時間は休みとしてカウントされず、それ以外に月に10日の休日があります。
さらにスタンバイと呼ばれる自宅待機の日が入ることが多いのですが、決められた時間にフライトが入らないと残りの時間はオフになるため、お休みが増えたような感覚に。
例えば、夜0時から朝8時までの自宅待機時間の場合、寝て起きるまでに連絡がなければその日1日はお休みとなります。
そうはいっても、夜中に呼び出しの連絡があるかもしれないと思いながら宿泊ができる準備を整えて眠るのは、心理的にかなりの緊張感があります。
スタンバイがあるのは天候や機材の故障など、不測の事態があっても必ずフライトを行えるよう、乗務員を常に確保する必要があるからです。
そのため、天候の悪い日のスタンバイはほとんど乗務となりますし、呼ばれた場合には大急ぎで出発の用意をしなくてはならないという緊張のため、よく眠れないというCAも多いです。
スタンバイはあてにならない!?
1か月のスケジュールをもらった時にスケジュールに入っているたくさんのスタンバイ。
フライトが入らなかったら自宅にいられるし、お休みのようなもの!と喜ぶのもつかの間。
たいていはその日を迎える前にはフライトに変更となります。
スタンバイは自分のフライトのスケジュールが変わるリスクがあるということなので、スケジュールが発表された時点ではほとんどスケジュールが定まっていません。
フライトを終わって帰社するたびに、スタンバイがフライトに変わって行ってお休みの日程も変わって行って、元々もらったスケジュールは跡形もない!なんてことも多いのです。
友人と会う約束を入れてもいつスタンバイがフライトになるか分からず、会えるかわからなかったり、何度もリスケをお願いすることになったり・・・というのがCAの辛いところでもあります。