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空の安全を守るのは私たち!CAの保安要員としての日々の努力 (2/2ページ)

藤原 絵里

ニコニコ笑顔でサービスをしている印象の強いCAですが、それ以上に大切なのが保安要員としての仕事。空の安全を守るために日々の努力が欠かせない保安要員としての側面をご紹介いたします。


乗務中も常に意識する安全

乗務中はサービス要員として笑顔でお客様に接していますが、常に五感を研ぎ澄ましています。

特に注意すべきは、においと音。

いつもと違う音やにおいはしないか。

耳が詰まった感じはしないか。

めまいはしないか。

少しでも体調が優れないと、そういう些細な変化に気づけないので乗務出来ません。



挙動不審だったり、体調が悪いお客さまはいらっしゃらないか、ということも客室を巡回しながら常に注視しています。

例えば、お手洗いでの喫煙は法律違反でもありますが、もしこっそり吸われる方がいたら確実にばれます。

機内での喫煙は機内火災に繋がる危険性があるので、絶対にしてはいけないことです。





お客様降機後も気は抜けません

お客さまが搭乗される前、降機された後、CAは機内の隅々までチェックします。

忘れ物はもちろん、いつもと違う不審物が置いてあったりしないか、変なにおいや音はしないかなど、ちょっとした変化にすぐ気づけるように確認を怠りません。

どんなに大きな機材でも、座席前のポケットひとつ逃さず確認しています!




いかがでしたでしょうか?

お客さまと世界の空の安全の為、CAが日夜、全身の神経を張り巡らせている様子が伝われば幸いです。

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