外資系CAが伝授!TOEICリスニング対策スコアUPのコツ
英語力を示す一つの指標となるのがTOIECテスト。今回は、TOEIC歴10年以上の私がスコアアップを狙いやすいリスニングパートののコツをお伝えします!
英語と言えば!?やっぱりTOEIC
英語力を示す一つの指標となるのがTOEICテスト。
「TOEICスコア=スピーキング力ではない」と言われることもありますが、やはり英語力の一つの指標となるのがTOEICです。
今回は、TOEIC歴10年以上の元外資系CAがリスニングパートの徹底対策をご紹介します。
ライティングパートに比べて比較的容易にスコアアップが期待できるので、リスニング対策をすることでグンっとスコアがアップします!
リスニングの秘密は一定の出題パターン
一見すると、出題の幅が広すぎてついていけないと思われるリスニング問題。
2016年5月に一部の変更はあったものの、実は、従来からある程度出題パターンは限られています。
リスニング力が不要とは言えませんが、TOEICはこの出題パターンを知ることである程度スコアアップが見込めるのです。
パート1から4まで個別の違いは次章以降に検証しますが、共通のポイントは下記です。
・複数国の英語アクセントがミックスされている
・日常生活で起こり得る出来事しか話されていない
ビジネス英語の想定なので、ほとんどのリスニングがオフィス、レストラン、電話での問合わせ、公共のアナウンスなど、会社員として働いていれば想像しやすいものばかりです。
学生さんや特殊なお仕事をされてオフィスワークに馴染みがない方にはちょっと難しいかもしれませんが、パターンを把握することで次第に慣れていきますので、是非スコアアップを狙ってみてください。
パート1攻略の鉄則:写真を凝視
パート1では写真描写問題が全6問です。
風景や人物の写真を見て、それが表現しているものをA〜Dの中から選びます。
ここでは、できる限り写真を眺めて人物の細かい動作や風景の詳細に気を配ります。
「女性がコップを持っている」「ファイルを開こうとしている」「湖に鳥がいる」など、自分なりにセンテンスを考えてみると効果的です。
注意したいのは、初心者が間違えやすい単語で惑わされてしまうことです。
コップやファイルが1枚の写真に登場した際、大抵は選択肢の中にも両方登場します。
名詞も大事ですが、それがどういう状態にあるのか動詞の部分に注意を向けてみてください。
パート2攻略の鉄則:「5W1H」と時制に注目
パート2は応答問題で、問いかけられた内容に対して適切な回答を選びます。
パート1の次に点が取りやすいので、コツを掴んでなるべく失点が少ない様に対策をしたいところです。
問題の殆どがオフィスを想定した会話です。
「今日はジェニファーを見ていないんだけど・・・」「ファイルを探すのを手伝ってくれない?」「どうして会議がキャンセルになったの?」「近くに新しいレストランができたんだけど、お昼に一緒に行ってみない?」などです。
ここで絶対に聞き逃したくないのが、問いかけセンテンスの前半の数ワードです。
「いつ」「どこ」「だれ」「なに」「なぜ」「どんな」といった5W1Hの単語を聞く事、さらに「過去」か「未来」いつの話をしているのか、「did」「will」など時制を表す単語も必須です。
この2つを聞き間違えるとパート2でのスコアは悲惨な事になってしまいます。
TOEIC問題を作る側も、間違えやすいパターンである時制の違いや5W1Hを意識して作られている事が多いように思います。
ここを意識するだけでもスコアがアップすると思うので是非試してみてください。