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飛行機通勤に融通利くシフト?気になる米系航空会社CAの働き方

ハンナ

世界中に数ある航空会社ですが、会社や国によってカラーが違います。今回は、カジュアルでフレンドリーなアメリカ系航空会社CAの働き方についてご紹介します。融通の利くスケジュールに飛行機通勤や家族同行。これが普通なのはアメリカならではかも?

カジュアル?アメリカ系航空会社のイメージ

皆様のアメリカ系航空会社のイメージはどのようなものでしょうか?

カジュアル、フレンドリー、ユーモアがあるといったイメージを持たれる方が多いかと思います。

そんなアメリカの航空会社は、CAの働き方もとってもカジュアルでフレキシブルなんです。


なかなか実態を聞くことがないかと思いますが、今回は私が働くアメリカ系航空会社のCAの働き方をご紹介いたします。





アメリカ系航空会社CAの働き方とは

私の働くアメリカ系航空会社では、入社して初めの3年間は「ライン」と「リザーブ」を各月ごとに行います。


「ライン」とは、前月に希望を出した後に会社からスケジュールをもらい、主にフライトします。

そのスケジュールは大体1ヶ月12-18日間働くようになっていて、80-90時間ほどに組まれています。


「ライン」の月は、基本的には時給制です。

CA同士のフライトのやり取りは自由なので、もっとお休みの欲しい人は自分のアサインされているフライトを誰かにあげたり、もっと稼ぎたいという人はお休みの日にどんどんフライトをピックアップしたりします。

CA同士でフライトを交換することも出来ます。



「リザーブ」とは、月の12日間は必ず休日になりますが、残りの日程はは急な欠員に備えてスタンバイしておきます。

スタンバイは空港スタンバイと自宅スタンバイがあり、空港スタンバイはちゃんと制服を着て空港のオフィスで6時間を過ごします。

その間何をするかは自由です。

自宅スタンバイは、会社のスケジューラーから電話が掛かってきてから3時間以内に空港に着けるようにある程度準備しておきます。

自宅スタンバイは自分が何番目に呼ばれるかチェックすることができます。





海外からも飛行機通勤!?

私の働いている航空会社では、アメリカ国内各地にベースがあります。

例えばLAはハワイ便やアジア便が多く、NYはヨーロッパ便、マイアミはカリブ海などのリゾート便が多いなど、それぞれのベースにより特色があります。

しかし、必ずしも自分の住んでいる場所=所属のベースとなるわけではありません。


例えば私は以前はテキサス州のダラスベースでした。

しかし、住んでいるのはロサンゼルス。

そこで「コミュート」といわれる飛行機通勤を行っていました。

コミュートをしているCAは数多くいて、フィリピンや日本、ヨーロッパ方面から飛行機通勤をしている人もいます。

ちなみに、スケジュールは融通が利くので海外から通勤している人は月の前半にまとめて働いて、残りの半月は家に帰っているそうです。


また、私の会社に限らず米系航空会社は「コミューター」が多いので、国内線であればどの航空会社でも無料でスタンバイとして乗ることが出来ます。


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