CA(客室乗務員)が実践する接客で「神対応」するための具体的方法2選
無難な接客ではなく、お客様に喜ばれる「神対応」ができたら良いですよね。心を掴む神対応は限られた人だけができるものと思われがちですが、実は一歩踏み出すだけでできるようになります。具体例と共に、CAも実践する方法をご説明します。
知らない間にやってしまいがちな「塩対応」
接客をする人にとって、相手をいやな気持にさせることはご法度。
相手に喜んでいただける「神対応」といやな気持にさせてしまう恐れのある冷たい「塩対応」とでは、何が違うのでしょうか。
実はこの2つには、ほんのわずかな違いしかないことが多いのです。
あなたも知らない間にしてしまっているかもしれない冷たい対応を「神対応」にするにはどうしたら良いのでしょうか?
「申し訳なそうな」表情が作れれば「神対応」
接客をする立場でも、お断りや注意をしなくてはいけない場面もあると思います。そんな時は要注意です。
マニュアルなどでこうやって断りましょうと教わってはいるものの、「どんなふうに言ったら良いの?」と顔がこわばってしまうあなた。実はこれが一番いけない「塩対応」になる落とし穴なのです。
緊張で顔がこわばると、硬い表情、つまり「感じが悪い表情」になってしまいます。
その表情のままでお断りや注意をしてしまうと、冷たく断られた、厳しく注意された、という印象を相手に与えてしまいます。
このような時には、慣れていない状況でも緊張を押し隠し、緊張ではなく「申し訳なさそうな」表情をつくるようにしましょう。
断られて嫌な気持ちになる相手の立場に立ってみると、申し訳ないという気持ちが自然に表情に表れます。
これだけで、相手の立場になっている「神対応」とすることができます。