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いつ休んでいるの!?気になるCAのフライト休憩事情

kico

ニューヨーク線など長距離フライト中にお客様がぐっすりお休みでも、CAは客室の様子を常にチェックしています。そうなると、CAがいつ休んでいるのか気になりませんか?上手に休んで仕事モードに切り替えるCAのフライト中の休息事情をご紹介します。

あまり知られていないCAのフライト中の休憩時間

ニューヨーク線やパリ線だと大体フライトタイムは12時間。

もちろん、CAだって12時間ずっと働いているわけではありません。


でも客室が暗くなり、お客様がお休みになり始めても、ふと見渡すと必ず客室にはCAがいますよね。

現役時代も、よくお客様に「ちゃんと休んでいる?大丈夫?」と聞かれていましたが、大丈夫です!

CAもしっかり休憩を取りながらフライトに臨んでいます。

そんな知られざるCAの休憩事情をちょっとだけお教えします。


先か後か?ドキドキの休憩事情

1回目のお食事サービスと機内販売が終わった時がCAの休憩(レストと言います)が始まるタイミング。

客室にCAがいなくなってしまうことのないように、順番に休憩を取ります。


その日のフライトでGLY(=機内キッチン)を担当していると先にレスト、客室を担当していると後にレストというのが通常です。

なぜかというと、GLY担当は2回目のお食事サービスの準備があるので、早めに客室にいることが好ましいため。


ただ、食事をとってからすぐに休憩で横にならなくてはいけなかったため、私は後レストが好きでした。


国際線デビューした新人の頃は、業務完熟のためGLY担当が多く、1回目のお食事サービスであたふたと仕事をし、急いで片付け、急いで食事をとり、そのまま横になる・・・ということも多々ありました。


お客様は知らないCAが休む場所

レストに行くCAがどこで休んでいるのか、というと、「クルーバンク」と言われる専用の休憩場所があります。

例えば、777-300などは、カーテンで仕切られた個室状のベッドがあり、そこで足を延ばして休むことができます。

今はいろいろなエアラインから退役してしまった747-400(通称:ジャンボ)では、二段ベッドになっていたり、と機種によって様々です。


小型機にはクルーバンクがないので、東南アジアなどの深夜便ではGLYの椅子で座りながら眠って休憩をとったりもしました。

座りながら、かつ、冷気がバンバン出ているGLYではなかなか寝れないことも。

もちろん、クルーバンクへの入り口は秘密です!


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