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【CAから女優へ】全く違う世界に飛び込んだ私の物語~CAの転職&セカンドキャリア体験談vol.10~

藤原 絵里

CAからのセカンドキャリアとして女優を選んだ人はあまりいないかもしれません。世界を飛び回る外資CAとしての活躍からなぜ女優を目指したのか。常に自分の気持ちに正直に、「やりたい!」という直感を信じて進んだ新たな道についてお話しします。

新卒ではCA受験に落ち、温泉旅館の仲居に 

10歳の時に見たテレビドラマがきっかけで、CAを目指しました。

雨の中、なりふり構わず、毛布を担架にして病気のお客様を救護するシーンがカレンダーになる、と言うシーン。

今も忘れられません。


CAへの近道を考え、留学は辞め、短大を選んだのですが、新卒ではどの航空会社にも入社出来ませんでした。

そこで、「とにかく接客を学ぼう!」とホテルへ就職。


フロント業務を希望していたのですが、系列の山奥の温泉旅館に配属され、仲居に!

世界中を飛ぶCAになるには、日本文化を学ぶことは必要なことと思い、頑張りました。


ただ、接客業では週末にお休み出来ないので、CA面接を受けに行けないことに気が付き転職。

次は土日休みの、調剤薬局の医療事務のお仕事に就きました。

機内でのファーストエイドのことを考えれば、お薬の知識は必須です。

お休みの日は、国際交流のボランティア。


このように、CAになることだけを考えて過ごしてきました。 



中東へ!夢だったCAに

中東の航空会社に入社したのは、23歳の時。

国籍に関係なく、世界中に飛べることが魅力の会社でした。


英語が苦手で、外資は全く考えていなかったのですが、22歳を過ぎたころから、書類選考が全く通らなくなってきてしまって・・・

どうしてもCAの夢を諦めたくなかったので、思い切って外資にも目を向けました。

社風に魅せられ、二度の挑戦でいただいた内定。

夢がかなった嬉しさ、充実した毎日、初めての海外生活、素晴らしい毎日でした。 



思い切った決断!ワーキングホリデイへ

ビジネスクラス、ファーストクラスを担当するようになり、自分の英語力の限界を感じてきました。

コックピットのお世話や、小さい機材ではエコノミークラスの責任者も任されるようにもなりました。

苦手な機内アナウンスも。


そんな時、イギリスでのワーキングホリデイが2年間になったこと、年齢制限は30歳だというとこを知り、思い切って休職することを決めました。


”リジョイン”と言う、いつでも復職出来る制度がある会社だったので、軽い気持ちでした。

2年間のワーキングホリデイで、目標だったTOEIC800点以上も達成し、ヨーロッパ旅行も堪能することが出来ました。


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