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【CAからホテルコンシェルジュ、そして独立へ】~CAの転職&セカンドキャリア体験談vol.6 (2/3ページ)

菊地 麻衣子

「CAの転職&セカンドキャリア体験談」をリレー形式でお伝えしているこちらのコーナー。第6回目はCAからホテルコンシェルジュ、そして独立の道を選んだ菊地麻衣子の転職&起業ストーリ―をご紹介します。

仕事ってこんなに楽しかったんだ!ホテルコンシェルジュへ


家族や友人の支えもあり、元気になった時には、もう「接客がしたい!!」という気持ちで一杯。

地に足を付けて、じっくりとお客様に接したい。

どうせなら、高いサービスレベルを求められるところで、CAのキャリアを活かしたい。

と入社したのが、前職である会員制ホテルグループでした。


世の中の一流のサービスを受けつくしてきたエグゼクティブの会員様が、第二のご自宅として寛いで頂くことを目的としたホテルです。

そこで最初はレセプションとして働き始め、仕事ってこんなに楽しくて良いの!?という驚きの連続。

一番は「自分に会いに来てくださるお客様」がいるという喜びでした。

最終的には、そのグループの中でもフラッグシップであるホテルでコンシェルジュに従事させて頂き、本当に幸せな時間でした。



楽しい仕事を辞めてまで選んだ、独立の道。


「サービスを極めたい」

そんなな気持ちで始まった私の接客キャリアでしたが、自分の闘病経験、そして今まで働く中で出会った、心を壊してしまいサービスが出来なくなった沢山の仲間たちを見ていくうちに、一つの気持ちに達したのです。


サービスは技術ではなく、人となり。

その人が心身共に健康でいること、前向きに仕事に臨めるマインド作りが何より大切ということに。


社会人になってから勉強していた心理学と、現在、取得中の産業カウンセラーの資格を元に、自身の経験してきた接客ノウハウと

メンタルヘルス対策を後輩だけではなく、多くの人に伝えたいと思い独立しました。


現在、ホスピタリティマインドトレーナーとして活動しています。

https://hospitality-maiko.amebaownd.com/


サービス業界に関わらず、医療・介護業界、一般企業の方向けに

接客とメンタルヘルスに関する様々なプログラムを提供したいと思っています。


大好きな現場を離れて、この仕事を選んだのは、勝手に感じている「使命」のようなものかもしれません。


・接客はほんの少しのテクニックと、あとはホスピタリティマインドなのだということ。

・メンタルヘルスの誰も教えてくれなかった危険信号、病気ならずに済む前向きな気持ちの持ち方。


これを私なりの言葉で、具体的なトレーニング方法をこれからも伝え続けていきたいと思っています。

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