身だしなみとオシャレは違います!元国際線CAが教える身だしなみのポイント (2/2ページ)
ありのままの姿、という言葉が昨今流行っていますが、ありのままの姿=自由で何でもOK、ではありません。身だしなみとオシャレが同じものだと勘違いしていて、ビジネスシーンに相応しくない服装をしてくる人がいます。信頼されるビジネスパーソンとしての身だしなみをお伝えします!
身だしなみの3つのポイント
身だしなみに必要な3つのポイントは、清潔感、機能性、そして調和です。
清潔感は、自分自身を清潔に保ち、着ている服に汚れやしわ、乱れがない状態。
機能性とは、自分の体型に合っている、仕事がしやすい、安全性が保たれているという状態。
そして、調和とは、企業や職場、TPOに合っていることです。
身だしなみに注意をしてくれる人がいたならば、ありがたくその忠告を受け止めましょう。
言いにくいことを言ってくれる人はなかなかいないのですよ。
身だしなみの具体的ポイント!
身だしなみで気をつけるポイントを具体的に見ていきましょう。
髪の毛
OK:清潔である・清潔感がある・職場にふさわしい・表情がよく見える・手入れされている
NG:フケ・寝ぐせ・ボサボサ・表情が見えない・長すぎる
顔
OK:清潔である(洗顔・歯磨き)・手入れをしている(肌・毛)・女性は清潔感のあるメイク
NG:無精ひげ・もみあげ・鼻毛・かさつき・ノーメイク・派手なメイク・細すぎる眉・口臭
服装
OK:清潔である・清潔感がある・体型に合っている・手入れをしている・職場にふさわしい服装
NG:個性的でおしゃれ・派手・奇抜・ラフ・肌の露出が多い・ボタンが取れている・ 袖口や襟の汚れ
装飾品
OK:シンプルで職場に合ったもの・不快に感じさせない香り・仕事にふさわしい時計
NG:派手・華美・過度なアクセサリーやネクタイ・個性の強いメガネ・傷つけやすいもの
靴・靴下
OK:清潔である・仕事、職場にふさわしい靴、靴下・安全である
NG:スニーカー・サンダル・ミュール・素足・靴が汚れている・破れ・ほつれ・服装に合っていない色の靴下
ネクタイの長さ
ネクタイの長さは、立った状態で、ベルトの中間あたりの位置に先がくるといいでしょう。
短かすぎると子どもっぽく、長すぎるとだらしない印象に。
上記は一般的な身だしなみのマナーです。
企業、職場、職種によって、それぞれ違いがありますので、 その場に合わせた身だしなみを心がけましょう。