2020年は見習いたい!できる人がさりげなく実践している上手なお願いの方法3つ (2/2ページ)
チーム内で気持ち良く仕事をするためにも、「上手な頼み方」を知っていると、頼む方も頼まれる方も気持ちよく仕事ができます。もちろん、仕事の場面だけではなく、誰かに何かを頼む時、どう頼むかによって、受け手の印象は大きく変わります。できる人は実践している上手なお願いの方法を3つお伝えします。
2 +αの一言がやる気をアップ!
頼みごとが上手だなと感じるのは、「後でいいから」や、「お手すきの時でいいから」の一言です。
もちろん、特にスピード感を重視しない頼みごとである前提は必要になりますが、この一言を添えてもらうだけで、頼まれる方もやる気がアップすることは間違いなしです。
CA時代、いろいろなお客様からのいろいろなリクエストを一気に受け、プライオリティやお待たせしていないかを必死で考えている時、 「新聞持ってきてもらえる?後でいいからね」とおっしゃってくださる方には、こちらのことをさりげなく気遣ってくださる様子が分かり、 細やかな心遣いのできる方だな、と思ったものです。
また、不思議なことに、「後でいいからね」と言われる方が、すぐに持っていかなくては!と思ってしまうのも事実。
やはり、配慮していただいたことが分かると、それに応えたいと思いますよね。
この+αの一言を言えるか言えないか、そこに差を感じてしまいます。
3 やってもらって、ありがとう
上司が部下に仕事を頼むことは、業務指示だから当たり前。
お客様がCAに何か頼むことは、お客様なのだから当たり前。
もちろん、その考えは間違っていません。
ただ、そこに感謝の気持ちを表現できるかできないかで、人としての懐が垣間見えます。
「ありがとう」は簡単に言えると思っている方が多いですが、意外と簡単には言える方も少ないものです。
照れずに伝えることが大事!
頼まれごとを引き受けてくれた時、頼まれごとをやってくれた時、せめてその2回は「ありがとう」を伝えることができる人が、 人間として、細やかな部分への配慮が行き届いているなと感じます。
『やってもらって当たり前』という考え方ではなく、『やってもらってありがとう』の気持ちはお互い大事にしたいですね。
できる人は細やかな配慮ができている
3つのポイントはそれぞれ当たり前のことのように聞こえますが、意外と実践できている人は少ないものです。
仕事のできる人は、必ず細やかな配慮ができています。
こういった当たり前と思われがちなことだからこそ、気を付けて配慮していきたいですね。